夏休みを利用して、修行時代の思い出を巡りました。某瀬戸内海に面した県の病院で修行をしていたことがあります。当直も多いところでしたが、一級船舶の免許を取らさせていただきました。懐かしく、有難い思い出と経験ですね。今につながっている経験です。
修行をした病院は、目的地から逆方向なので、船舶免許を取得した瀬戸内海の造船と映画の街に向かいました。
免許を取得したときにいただいた思い出のらーめんをいただいてきました。当時から、かなりの人気店だった中華そば屋さんでした。確か記憶を辿ると、中華そばと焼きそばと餃子がお品書きであったと思います。座学の間に食べに行った記憶があります。
今回はお盆休みということからなのか、焼きそばの提供はありませんでした。お昼過ぎに到着して約一時間ぐらい並んでからの入店です。おそらく、50人ぐらいの待ち人数であったと思います。お昼過ぎから並んでいるので、当然、お腹はペコペコです。これは美味く感じることは間違いがありません。
注文は、もちろん中華そばと餃子です。味は、背脂チャチャの魚介醤油風味です。醤油としては、美味しいという感じですね。刺激とパンチは少ない感じですが、醤油の中華そばとしては、コクが感じられ、飽きのこない味わいです。麺は平打ちのコシがある麺です。意外に醤油が絡み美味しく感じる麺でした。醤油系としては美味しい中華そばです。空腹という絶妙なスパイスが美味しさの演出につながっていました。
また、焼き餃子は、かなり美味かったですね。作り手の方が、一生懸命に作っているのが伝わる中華そばと餃子でした。
以前、いただいた記憶だと、焼きそばが逸品であったと認識していましたが、今回はいただけず、ちょっと残念でした。
さて、もう少し残念なのは一時間近く並んでいただいたのですが、お店の方が、どれぐらい待つのかをお知らせしてくれなかったこと。また、どれくらい待っているのかの確認もしていなかったことが、非常に残念でした。外にどれぐらい並んでいるのだろうかと、見に出てくることもありませんでした。
店員さんからは、待たせているということを認識している気持ちが伝わってきませんでした。一言でも、長く待ったことに労いの言葉をかけてくれたら、もっと美味しく感じられたと思います。
というか、まだ、待っている人が大勢いるんだから、とっとと食べて、とっとと出て行ってねという空気感が漂っていました。
せっかく、美味しい料理だったのですが、外回りの方の感覚は…
作ってやっている…
食べさせてやっている…
そんな感じがしましたね…
ちょっと残念な接遇でした。
接遇に関してと、焼きそばがいただけなかったことが、かなり残念でしたね。
美味しければいいのではないか?
という意見もあります。
なぜ、こんなことを書くのかというと自分のところの対応を考えてしまうからです。
待っている方への気づかいは必要です。丁寧に診療をすれば、するほど、待ち時間が発生します。
お待たせしていることに対して私も含めて、自分のところのスタッフが、お待たせしましたの気持ちがなければ、そのことが患者様に伝わるからです。
一言でもいい、お待たせしていることへの気づかいがあっていいと思うからです。丁寧に接すれば時間がかかります。そうすると、待ち時間が発生するんですね。
せっかく丁寧に接しても、気づかいがないこと、気づかいが足りていないことで、気分を害してしまうことがあります。
スタッフには気づかいをして欲しい、待っている方を気にして欲しいとの思いがあります。普段から、待っている方への配慮や気づかいをして欲しいと、スタッフには伝えています。
私自身を含めて、まだ発展途上中ですが、そんなことを思いました。
待ち時間は、自分のところの課題です。
ただし、きちんと向き合うためには必要であることは理解をして欲しい。そのためには、スタッフの理解と配慮必要だと感じています。
そんなことを思いながら、懐かしい中華そばをいただきました。
今度は、空いている時に行こう!きっと、もっと美味しいと感じるんだろうな…と思いました。とは言っても美味しかったですね!
有難うございます。