本田雅人さんのライブ

大ファンの本田雅人さんのライブに行ってきました。

フュージョンサックスプレイヤーとしてはナンバーワンかと思います。

私がナンバーワンと思い込んでいるだけかもしれませんが、テクニカルなプレーは本田さんでしか、聴けないのではと思っています。

初めての出会いは、角松敏生さんの、バックミュージシャンであったかと思います。

角松ファミリーと言われているミュージシャンの方々がいます。

バックミュージシャンとしても素晴らしいのですが、各自の独自の活動も素晴らしい方々が多いですね。

本田さんは、自身で、難しい曲を作り、演奏をしてアルバムにも収め、ライブでも行います。

本田さんの真骨頂はライブです。

MCもいいんです。

ちょっととぼけながらも、解説をしてくれるのが、音楽としての楽しみを広げてくれるんですね。

今回は、おやすみを利用して、神戸という土地で本田さんのプレーを楽しませていただきました。

神戸のライブハウスの聖地のチキンジョージで行われたライブです。

チキンジョージは、神戸の生田神社の前にあるお店です。

神戸ならではなのですが、会場は超満員ではありません。

当日券でも入場も可能です。

少し、余裕のある大人の空間です。

今回の、メンバー構成は、本田さん、梶原さん、松本さん、井上さん、山本さんのメンバーです。

どの方も、素晴らしいミュージシャンです。

ドラムの山本さんは、本田さんを敬愛してプロのドラマーになったとのこと。お父様も伝説のテクニカルなギターリストとのことで、絶対音感も持ち合わせた、リズミカルなドラミングは素晴らしいものでした。

梶原さん、松本さん、井上さんは、言葉はいらないですね。

松本さんは、かつての陶酔型のプレーとは違った趣でしたね。

梶原さんは、安心しながら聴けるプレーです。
井上さんも、いい音を出していました。

皆さん、ベテランの味で、調和がとれたプレーです。

ですから、曲が、曲として響いてきます。

プレーというよりも、曲を聴かせてくれるという感じがします。

個々のプレイヤーのプレーは素晴らしいのですが、調和がとれているので、目立ちません。

もちろん、本田さんの超絶技巧と言われているサックスも健在でしたが、個々の曲をライブで聴かせていただいた。という感じでしたね。

最新アムバムをメインに、おなじみの本田さんの代名詞の曲をフィナーレに持ってきて、楽しませていただいたライブでした。

東京なら、気軽には聴けなかったかもしれません。

やっぱり、音楽はライブだね!

そう思ったひとときです。

大好きな街の神戸で聴けて、グッドでした。

音楽って、素敵ですね!