おはようございます。
今日も有難うございます。
8月16日の火曜日の朝です。
夏休みを利用して…
積読していた書籍を楽しませていただきました。
鈴木忠平さんという方が書かれた…
「嫌われた監督」と「虚空の人」を読了しました。
本の厚さとボリュームの割には、あっさりと、そして、引き込まれるように読めてしまった本です。
鈴木さんの文章力と表現力が素晴らしいからなのだと思います。
ノンフィクションということですが…
鈴木さんという一個人のフィルターを通しての表現。
以前から、スポーツノンフィクションが好きなジャンルだったのですが、鈴木さんの作品はストーリーがうまく乗せられています。
以前は、スポーツ紙の記者をされていた鈴木さんですが、事実だけではなく、ストーリーという演出も表現されています。
この二冊ですが…
落合博満さんの監督時代のエピソードと清原和博さんの自粛期間中のエピソードの内容です。
主人公である落合さんや清原さんの言葉や情報だけではなく、周囲の方のコメントや情報を織り交ぜた、その人物像の一部分とストーリーです。
こういう一面があるんだ?
という部分や…
実は、そういうことだったんだ?
とか…
そういう経緯があったんだ?
と思えることがあります。
フラットに表現をすることを心がけているからなのか…
清原さんや、落合さんを、嫌いにも好きにもされてくれます。
人間の心の中や感情の多様性や変遷を感じることができます。
また、結果を出す方法論も学べる一面もあります。
距離感を保ちながらも丁寧に取材を続けたからこその内容です。
野球の経験がない方でも引き込まれてしまう世界観が感じられました。
メディアの情報は一部分であることを知ることもできます。
メディアで見られる彼らとは違った一面と多様性が理解されます。
また、こちらの書籍も落合さんや清原さんの部分的な要素であることは間違いがありません。
人間の中の世界は限りなく広い世界であることも理解ができます。
実は、自分の中の世界も広い世界です。
違った世界を見せてくれるのが、見せるというか、感じされてくれるのが、読書の素晴らしいところですね。
夏休みと言えば?
夏の甲子園も思い出しますね。
夏のプロ野球の思い出もありますね。
夏の読書の思い出でした。
どなた様も熱い夏をお過ごしください。