骨を強く?

おはようございます。

今日も有難うございます。

2月8日の水曜日です。

この時期、転ばれて怪我をされてしまう方が多くなっています。

転ばれて、地面に手をついて手首の骨折をされたり…

肩の近くの上腕骨を骨折されてしまったり…

尻もちをついてしまって…

股関節の骨折をしてしまったり…

背骨を潰してしまう圧迫骨折を起こしてしまう方もいらっしゃいます。

閉経をされた女性に多い状況です。

実は閉経をされた痩せ型の女性の方が骨粗鬆症になりやすいことがわかっています。

骨粗鬆症とは、骨の中の密度が低下した状態のことを言います。

若い方の平均のの約8割から7割以下の骨密度の状態の方を、骨粗鬆症と定義しています。

なぜか?

骨折しやすくなる状態だからです。

骨密度が低下すると?

背中の変形をきたしやすくなり…

背骨が変形をすると、腰痛や肩こり、首の痛みを感じやすくなります。

転倒をしたときに、骨折を起こしやすくなります。

痛みや骨折で、生活が制限されてしまう可能性が高いのが骨が弱くなった状態です。

大切なことは、骨の変形を起こさないようにすることと、骨折を起こさないようにすることです。

骨を強くすることはもちろん大切なことです。

今の骨の状態を知ってから、対策をすることをおすすめしています。

つまり、医療機関で骨密度を計測していただくこと。

そして、自分の骨密度を知っていただきたいと思います。

たいていの整形外科の診療所では、骨密度の計測が保険適応で可能です。

自分自身の骨の状態を知っていただき、これからの対応や対策を講じていただければと思います。

食事で、カルシウムやビタミンDが多く含まれているものを摂ることも大切です。

魚類や海産物には、比較的、多くのカルシウムとビタミンDが含まれています。

納豆に含まれるビタミンKも骨密度の増加を促します。

ビタミンDもビタミンKも、骨粗鬆症の治療薬剤になっています。

椎茸や小松菜も骨にはよいと言われています。

ますば、食事の内容から骨に配慮をしたいですね。

また、明らかに骨密度が低下している場合は、保険での骨粗鬆症の治療も可能です。

現在では、さまざまな保険適応の骨粗鬆症の薬剤があります。

詳しくは、直接、医療機関にご相談ください。

実は骨粗鬆症がきっかけで、介護が必要になる方が多くなっています。

適切な対応を行えば、骨粗鬆症によって生じている介護は、ある程度の予防は可能です。

食事や薬剤の介入だけではなく、運動の習慣化も骨粗鬆症そのものの予防になります。

また、運動を習慣化することで、筋力が保持されて姿勢も保持できるようになります。

また、転倒の予防も可能になります。

転ばないことは、どの世代でも大切にしたいことです。

運動の習慣化も骨粗鬆症の予防になることをご理解ください。

骨を変形させない、壊さない、折らないことがポイントです。

骨を強く保って、元気な生活といまを楽しみたいですね!