骨だけではなく?

おはようございます。

今日も有難うございます。

2月21日の火曜日です。

たまには整形外科の医師らしいことを…

書いてみましょう。

詳しくは、受診をしていただければ、直接、お話をさせていただきます。

なぜ、詳しくは?

と書くと…

ネットの情報や話は、一人歩きをしてしまう場合があります。

例えば口コミですが…

それは本当のことなのだろうか?

と思うこともありますね。

個人の主観であったり、個人的な感想である要素の場合もあります。

情報というのは厄介で…

切り取られると、真逆に伝わってしまうこともあり、誤解を生じることもあります。

ということで、ネットで書くことは、なるべくシンプルにと思う私です。

また、医療のことに関してを書くことは少なくしています。

題名の骨に関してですが…

骨は、適切に対応をすると強くなります。

骨密度が低下をした状態を改善したり、維持をする医学的に有効性が証明されている薬剤が治療薬として流通して、医療の現場でも一般的に使われています。

一般的な整形外科の診療所であれば、骨密度を計測して、骨密度の低下が認められられば、保険適応による治療が可能になっています。

骨に関しては、有効性が高く、安全性が認められている薬剤があります。

が…

なぜ、骨を強く保つのかと言うと…

骨の変形を予防したり、転倒時の骨折などの予防を目的にしています。

実は、転倒予防と姿勢保持のために必要なのが筋肉です。

骨は薬剤で強く保つことや、維持することが可能です。

筋肉は薬剤で、安全に強く保つことは困難になっています。

筋肉を強くする薬剤はあるのですが、保険の適応が厳しく、適切な投薬を行わないと危険性があり、副作用が出る可能性も高くなっています。

また、スポーツの現場ではドーピング違反になります。

現在の日本では、筋肉を強くする治療はないに近い状況です。

ただし、筋肉は、実に素直な体の組織です。

しっかりと理論に適った筋力トレーニングを行い、栄養補給をして、休養と睡眠を確保すると、筋肉は強くなります。

実は、トレーニングは筋肉だけではなく、骨に対しても強化作用があることがわかっています。

骨を強く保つのであれば、筋肉も強く保ちたいですよね?

そのためには、筋力トレーニングを習慣化することです。

トレーニングを始めて、続けることで、筋力アップと筋肉が大きくなってきます。

結果として、姿勢保持がしっかりと行えるようになり、転倒も予防が可能になります。

特に女性は閉経をすると、骨密度が低下をし始める傾向があります。

閉経前後のタイミングで、骨の強さを保ちつつ、筋力も維持することに努めたいですね。

結果として、怪我の予防や介護の予防にもなります。

また、筋力を強く保つことで、楽に動けるようにもなりますし…

トレーニングや筋肉が強くなることで、気持ちにも作用をして、気持ちにも余裕が生じるようになります。

ちょっといい感じですね!

骨はもちろんですが、筋肉も強くしちゃいましょう!

骨だけではなく、筋肉も筋力トレーニングを行いながら、強く保ちましょう!

今日も有難うございます。

火曜日も宜しくお願いいたします。

どなた様も素敵な火曜日をお過ごしください。