おはようございます。
今日も有難うございます。
5月31日の水曜日です。
今日のお話は?
使い過ぎに注意、と書きておきます。
整形外科の専門医らしいことを話題にします。
骨や関節の軟骨、背骨の間の椎間板、筋肉の端の腱の部分や神経は、ある程度以上の刺激が加わると、傷ができてしまい、元に戻ることはありません。
ある程度以下の刺激であれば、可塑性と修復力が働き、元に戻ります。
昨今の少年野球やプロの分野でも投球数の制限が設けられるのは、修復不能の障害を予防するために制限が設けられています。
再生医療に期待をする部分もありますが、完全な再生は不可能です。
やはり、細胞は傷めない方がいいのは間違いがありません。
成長期の運動のやり過ぎは、疲労骨折や骨膜の炎症を引き起こすこともあります。
運動は適度にやることで、体力アップや気持ちの安定化してくれますが…
やり過ぎは体と精神の不調につながります。
また、運動を行った後に、適切な栄養補給と睡眠時間を確保できない場合も、体の不調につながります。
運動は体の声を聞きながら、自分の状態を正しく評価しながら、やり過ぎやオーバーワークにならないように努めたいですね。
骨を傷めてしまうぐらいのオーバーワークからの回復は、かなりの時間を要します。
また、関節の軟骨は元の状態に戻ることはありません。
肩も、使い過ぎてしまうと、薄い腱板という筋肉が切れてしまうこともあります。
運動をやって欲しいというのは、わたし達の思いなのですが…
やり過ぎには注意をして欲しいということ。
栄養と水分の摂取、栄養はたんぱく質やアミノ酸、ビタミンB群とCを摂ることをおすすめします。
また、十分な睡眠時間の確保もしてください。
やり過ぎには注意をしながら…
運動をお楽しみください!