おはようございます。
今日も有難うございます。
11月8日の水曜日です。
週の真ん中です。
読者は、業者様や営業に関連された方々が多いと思われるこちらですが…
お読みいただき有難うございます。
どなたかが読まれているのだろうな…
誰かが読まれているかもしれない。
そんなことを思いながらも、こうして打ち込んでいるひとときです。
実は何を書こうと考えているのが現実です。
ということで…
医療の話を、たまには医療従事者らしく書いてみようかと思います。
医学や医療は発達の歴史です。
進化もしています。
新しい薬剤や治療、予防のツールも、日々、生まれています。
わたしたち開業医や臨床医は…
新規の薬剤を使用するときは…
確信があるから投薬ができるのですが…
実は人間ですから戸惑いもあるわけです。
教科書や文献、そして、治験のデータ、学会の発表や講演会から、確信を得るわけですが…
自分自身で体験をしていないのですから、人間としては、感覚に戸惑いがあります。
何を持って信じるのか?
やはり、データであったり、統計であったり、客観的に事実から確信を得ます。
ただし、データというものは、分析の仕方で見え方が違ってきます。
切り口とでも言いましょうか…
比較対照の存在を示すことで見え方が異なってきますね。
新薬を提供されるメーカーさんもあの手この手です。
この比較対照がどんなものであるかで…
かなり見え方が違ってきますね。
こういうときには…
事実と感情を切り分けることが大切です。
感情って、実は厄介なものです。
人生を豊かにしてくれるものですが…
事実を曇らせてしまうこともあります。
新規の薬剤ですが…
治験は通っているはずなので…
厚生労働省のお墨付きではあります。
安心な薬剤のはずです。
ですが…
情報提供の受け方や、そのタイミングで感じ方も変わってきます。
わたしたち専門家が、迷いを感じてしまうと、治療を受ける方は、不安を感じてしまいますからね…
新しい薬剤と新しい医学を学びつつ…
横浜から日本の元気の応援をさせていただきます。
水曜日も宜しくお願いいたします。