おはようございます。
今日も有難うございます。
11月22日の水曜日です。
先日、とある情報に接していて…
神奈川県の骨粗鬆症の検診率と治療率が全国的にも低いということを知りました。
実は、この傾向は10年以上も前から続いていることです。
なぜなのだろうか?
と考えるのですが…
おそらくは…
多くの神奈川県民が骨粗鬆症が病気と思われていないということと…
神奈川県の医療環境が恵まれているのでは…
ということと、実人口が多く、人口密度が高いということ。
そして、交通のインフラが発達しているということ。
が関係していそうです。
神奈川県は、いつでも、どこでも、医療機関に受診をしやすい環境です。
以前に、対人口に比して、医師と看護師の人数が少ないのが横浜というデータがありましたが…
どこの生活圏にも気軽に行ける医療機関がありますので、地方のように医療過疎というイメージも実感もありません。
実際に、それなりの距離の中に医療機関が存在しています。
また、骨粗鬆症が病気なのか?
実際には、病気というよりも、退行性の変化…
言い換えれば、加齢であり、老化現象です。
そのもの自体は病気ではないのですが…
結果として、骨の強度が低下をして…
転倒時に骨折をしやすくなってしまったり…
身長の低下や、背中が丸くなる姿勢の変化などを引き起こし、腰痛や軽背部痛、膝の痛みなどの原因になります。
つまり、生活強度と生活の質の低下を引き起こします。
怪我してしまったり、身長が縮んでしまう前に…
骨粗鬆症の検診をすること。
検診の結果、必要性があれば、骨粗鬆症の治療を早期に行うことが望ましいと考えられます。
なぜかと言えば…
骨密度を強くする治療はないからです。
目標は現状維持になります。
弱くなってしまう前に…
対策を練って、対応をすることが望ましいと考えられます。
神奈川県は恵まれているのですが…
検診率が低いのは、意外なデータですね。
骨を強く保ち、元気な生活を楽しみたいですね。
もちろん、当院でも骨密度の検診と骨粗鬆症の治療を行っています。
横浜から日本の骨の元気のお手伝いをさせていただいています。
骨太の日本の応援をさせていただいています。
どなた様も素敵な水曜日をお過ごしください。