厳密には映画ではなくテレビドラマのコウノトリ。
綾野剛さんが、はまり役です。
というか、役者魂での、渾身の演技です。
技術があると思われます。
その技術を使いたいと思っているのでしょうか?
変幻自在の演技です。
つい先日まで、犯罪者を演じていたとは思えません。
この変化が楽しいのでしょうね。
優しい産科医を演じています。
最近、医師を主人公にしたドラマが多くなっています。
まあ、色んなタイプの医師が描かれています。
今度の、コウノトリ先生も、独特な描かれ方をしています。
こんな産科医はいないだろ?
と、思いますが・・・
原作は、モーニングに連載されている漫画になります。
漫画だからこそ、描けてしまったストーリーもあるかと思います。
まあ、このテレビドラマは、ストーリーというよりも、綾野剛さんの演技につきますね。
綾野さん、憑依型のような演技です。
ドラマの内容に関しては、いろんな意見や議論があると思われます。
人の命と人生に関わるテーマ。
これに関しては、価値観になりますので、考え方は人それぞれだと思います。
私自身、いろんなことを思い、いろんなことを感じ、いろんなことを考えましたが、ドラマの中の人生の価値観に関しては、この場では語ることは控えます。
また、私は、整形外科医であり、産科の日常や現実は、あまり詳しくはありません。
産科に関わる人間模様や現実に関しては、語れそうにはありません。
ただ、医療に関わらない方よりは、理解はできそうですが・・・
作品の感じ方は、人それぞれです。
内容はともかくとして、綾野さんの演技は一見の価値があります。
「天空の蜂」では、とりつかれたような狂ったとも感じさせる犯罪者を演じていましたが、今度は優しい気持ちがある影のある産科医を演じています。
その表情と演技は、一見の価値があります。
もちろん、テーマを私なりに考えることも、少し楽しいひと時です。
金曜日の帰宅が楽しみになりますね。
有難うございます。
綾野剛さん!