おはようございます。
今日も有難うございます。
4月19日の金曜日です。
整形外科にいらっしゃる患者様の中で…
頚椎や腰椎の周辺が傷むことで生じる痛みが、かなり多くあります。
頚椎や腰椎そのものが傷む場合もありますが…
頚椎や腰椎を、総称して脊椎といいますが…
一般的には背骨ですね。
脊椎の間には椎間板というものがあります。
骨の間には挟まるように存在しているから、椎間板と名づけられています。
椎間板が傷むと、さまざまな痛みの原因になります。
椎間板が傷む理由はいくつかあります。
椎間板は、背骨の間にあるクッションのような構造で、主に脊椎を支えたり、衝撃を吸収する役割を果たしています。
加齢により、椎間板の水分が減少し、弾力性が低下して、椎間板が硬くなり、傷つきやすくなります。
椎間板の劣化は、20歳ぐらいから始まるとも言われています。
ですから、椎間板は傷めないように生活をしたいですね。
もちろん若い世代もベテランの世代の方も、それなりに椎間板には負担をかけない生活を心がけたいですね。
重い物を持ち上げるなどの重労働や、繰り返し行われる動作は、椎間板に過度なストレスをかけ、損傷を引き起こすことがあります。
重労働とは、全く、逆に…
運動不足から生じる椎間板の障害があります。
椎間板を支える筋力の低下や体の柔軟性の低下が椎間板への負担を増やし椎間板の傷害につながることもあります。
生活の仕方でも、椎間板を傷めることがあります。
背中に負担がかかる姿勢での長時間の座り仕事や作業、生活は脊椎に負荷がかかり、椎間板の一部に過剰なストレスがかかり傷む要因になります。
具体的には、高さの合わない机などでの長時間の事務作業やパソコンでの作業は首や腰に負担が加わり続けて、腰痛や肩こり、首の痛みの要因になります。
遺伝的な要因で椎間板が傷みやすい方もいます。
これらの要因が組み合わさり、継続し続けると、椎間板が関連する首の痛みや肩こり、腰痛、神経の損傷やしびれ、筋力低下、機能障害が生じます。
予防策としては、適度な運動、筋力と柔軟性の保持、適切な姿勢の保持、過度に首や腰に負荷のかかる生活を避けることなどが有効です。
適度な運動は…
始めて、続けることがポイントです。
ほどよく、やり続けることが大切です。
腹筋運動やMackenzie法と呼ばれている背中を伸ばす運動を運動を習慣化することが椎間板を守ることになります。
椎間板を守りながら首や腰の痛みを予防して…
元気な生活を楽しみましょう!
わたしたちは元気のお手伝いをさせていただいています。
金曜日も宜しくお願いいたします。