先日、先行ロードショーをされた、ジェームスボンドシリーズの最新作を観てきました。
しかもIMAXバージョンです。
まず、この作品は、IMAXで観るべき作品です。
IMAXならではの臨場感。
IMAXでしか味わえない感覚。
人生観にも影響するかもしれないという迫力です。
前作のスカイフォールから、早くも3年が過ぎて、スペクターというテーマで、ダニエルクレイグ演じるジェームスボンドが帰ってきました。
もしかしたら、ダニエルのボンドは最後とも言われていますが、今回は力が入っていましたね。
のっけから、やられました。
サムスミスの主題歌が流れるまでの、メキシコの場面から圧巻です。
IMAXならではの音響効果で、祭りの臨場感、爆発の迫力、そして定番のボンドのテーマのトランペットが、押し倒すように迫ってきます。
最初から押し倒されていまいます。
メキシコの場面から一転し、サムスミスの歌が効果的に場面転換に寄与してくれています。
ここから、本格的に物語の世界に入っていくわけです。
そこに、齢51歳のモニカベルッチが怪しげで、憂いを含んで、登場してきます。
イタリア人らしさの中に、怪しさと憂いが漂わせることができるのは、モニカのキャリアと演技力のたまものですね。
ただし、モニカの登場する場面はそんなに長くはありません。
一応、史上最高齢のボンドガールという触れ込みですが、今回のボンドガールは、レアセドウですね。
レアは、フランス人らしい容貌に、知性と育ちの良さと色気がだんだんと醸し出されてくるのは演出の賜物ですね。
モニカとレアの唇に、それぞれの色気が感じられるものがありますね。
外国人は、口と唇に色気が凄く感じられるのは私だけでしょうか・・・
修羅場の中に、求め合う男と女というのも、007シリーズならではのお約束ですね。
今回のメインのボンドガールはレアです。
レアの心境の変化にも注目して観てみると、この作品は面白いかと思います。
そこにボンドの生い立ちを絡めて、話は進んでいきますね。
ボンドの生い立ちと世界の安泰を絡めて、物語は組み立てられています。
お約束のボンドのアクションと超人ぶり、そして世界平和の影の立役者ぶりという役割が観るもの感情移入を壮快なものにしてくれます。
アクションでは、ボンドが、ヘリ、スーパーカー、飛行機、モーターボード、自分の足を使って、これでもかと追いかけたり、追いかけられたりと、動き回ります。
立場と状況で、逃げて、追いかけてと、立場が変わるのも面白さにつながっています。
まさに映画という世界です。
そこに、IMAXの迫力の音響が心を、そして、脳を揺さぶるような効果を出してくれますね。
もうアクション映画は、IMAXでしか観れなくなりますね!
今週末からの公開ですが、ぜひ、IMAXでの鑑賞をおすすめしておきます。
その価値は間違いなくありますね!
楽しみにしてください!