先日、六本木ヒルズの森美術館にて、村上隆さんの五百羅漢図展を観てきました。
村上隆さんについては、賛否両論がある芸術家です。
ですが、目をひく作品を発表されていることは間違いがありません。
好きか嫌いかは別にして、おっと目を止める作品群を発表されています。
ご本人は、様々な批判や論評に対しては、なぜなのかを自分自身で説明ができると語られています。
モノマネ芸術だと揶揄させることもあるようですね。
私は、芸術は、発表されたら作品が独り歩きをするわけで、受け取る方がどう受け止めるか?
それで、いいのではないかと思います。
非難や批判をするのであれば、関わらなきゃいいと思うのは、私だけでしょうか?
と、村上さんを擁護しているわけではないのですが…
私個人としては、あまり好きではない村上さんの作品ですが、目を止めてしまうのも事実です。心に留まってしまうのも事実です。
現代アートって、そんなものかと思います。
と前振りが多くなりましたが、村上隆さんの五百羅漢図は、観る価値はあるかと思います。
作品として思うところ、感じることも多くありますが、よくこれを作ったな、とも思います。
アートにはビジネス感覚も必要とは、村上隆さんの考えのようですが、事業として成立していなければ、この五百羅漢図は日の目を見ることはなかったでしょう。
そういう観点では、村上隆さんの方法は間違いがないのだと思います。
まあ、心を揺さぶる作品たちであることは間違いがありません。
賛否両論はありますが…
実物を観ること。
一応、芸術鑑賞の基本でもあります。
五百羅漢図というテーマからも、いろんな年代の方が、いろんな感じ方をされるのではないでしょうか?
様々な世代の方や、様々な方が、それぞれで何かを感じていただければいいのでは?
それが芸術作品として成立しているということななのだと思います。
村上隆さんの五百羅漢図展、六本木ヒルズの森美術館で行われています。
お時間に余裕があったら、何かを感じに行くのもいいかもしれませんよ?
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