腰痛に関して…
少しだけ書いておきます。
腰痛の原因には色んな要因があります。
簡単にネットの情報だけで判断はしてはなりませんね。
一般に整形外科医は画像を重視しがちです。
画像は大切な情報です。
画像だけでは、全ての判断はできません。
大切なのは問診と身体所見です。
そして、問診と身体所見を裏づける画像所見です。
忙しいときに画像だけで判断をしてしまう整形外科の先生もいるかもしれません。
ただし、問診と身体所見だけで全てが判断できるのか?
それは否ですね。
大事なことは、問診、身体所見、客観的な画像情報の三点がそろうことが大事です。
実は、画像診断までしっかりできるのは、トレーニングを受けた医師だけのものです。
情報は多い方がいいのです。
一般に民間療法の先生方は、整形外科の医師は身体を触ることをしないと思っておられる方が多いようです。
ですが、そんなことはありません。
忙しくなると、忙しいと思うと、触ることを端折ってしまう場合もあるのかもしれません。
また、かかりつけの場合も問診だけで判断する場合もあるかもしれません。
対応は状況にもよるでしょう。
大切なことは、直接、関わり判断するということ。
これはネットではできないことです。
腰痛かな?
と思ったら、まずはネット検索ではなく、かかりつけの医師に相談をして欲しいと思います。
また、きちんと話を聞き、きちんと身体を触り、きちんと検査をすれば時間もかかります。
混んでいるときや、待つのには理由があります。
そんなときこそ、私たち医師も患者様も向き合いたいものですね。
民間療法の方々には得られない情報を持ち合わせているのが、私たち医師です。
情報の幅が広く大きいのが医師です。
お近くの、話を聞き、身体を触り、検査をして説明をしてくれる先生とのご縁を対応にしてください。
きちんとした仕事と判断をするためには時間もかかります。待つことも必要なことだと理解をしてください。
ネットだけで判断をしない。
これは大切にして欲しいですね。
ネットだけの判断は宜しくありません。
腰痛に悩んでいる方。
悩まされている方。
多くいると思います。
ですが、ネットの情報だけを鵜呑みにしないようにしてください。
脊椎、椎間関節、仙腸関節、神経由来、血管性のもの、筋肉痛、内臓由来のもの。
これらの情報を整理して判断をできるのは、整形外科の専門医だけです。
専門医の先生方はできるはずです。
医学部、卒後初期研修、専門医研修と長い時間と密度の濃いトレーニングを受けています。
その上で専門医という資格をいただいています。
それだけ多くの情報に接しています。
情報の判断には根拠が必要です。
判断ができる情報を、一番、多く持っているのが、整形外科の専門医です。
できれば・・・
腰痛かな?
と思ったら、お近くの整形外科の専門医の先生にご相談をしてみてください。
もちろん、私にも、おまかせください!
私も専門医です!