たまには整形外科の専門医らしいことを書いておきましょう。
肩こりが女性の愁訴のナンバーワンです。
男性は腰痛がナンバーワンです。
今回は、腰痛に関しては書いておきます。
基本的には医療のことや体のことはネットの情報は参考程度にして欲しい。
これは重要なことです。
ですから、これからお伝えすることも参考程度にしてくださいね。
本当は、腰が痛いな?
心配だな?
そう思ったら、検索でこちらにたどり着く前に、整形外科の専門医に相談して欲しい。
それが私の思いです。
そう言ってしまうと終わってしまうので、少しだけポイントを書かせていただきます。
腰痛になったときに、放っておいて、様子をみていて大丈夫な場合と大丈夫ではない場合があります。
ポイントとしては、様子をみていても、軽くなる傾向のない腰痛。
しっかり安静にしていても、痛みが継続したり、痛みが強くなる腰痛。
発熱が伴う腰痛。
全身に症状が伴う腰痛。
動くことや歩くことのできない腰痛。
排便や排尿が困難な腰痛。
足指が動きにくくなっている腰痛。
以上の腰痛は要注意です。
年齢や状況に関係なく要注意です。
ぜひ、整形外科の専門医に対応の判断を仰いでください。
何が原因なのかを適切に判断して原因に応じて腰痛は対応することが大切です。
原因を正確に判断するには、問診、診察、レントゲン、血液検査、MRIなどが必要になります。
もちろん、医学的にエビデンスのある知識を持った医師に情報や状態を判断していただくことも重要です。
上記でも判断ができない場合は、生活管理、各種の造影検査などを行う必要性が生じます。
原因の可能性を、一番、幅広く知識があるのが整形外科の専門医です。
腰痛に関しては医療機関ではないところでも対応していますが、やはり知識の幅と原因に関しての検索は医療機関に勝るところはありません。
また現行の日本では医療機関以外では、原因の正確な判断はできません。
そのことはご留意ください。
整形外科の専門医、医療機関での原因の検索の上で、医療機関以外での対応が大丈夫な場合には、民間療法を受けてもよいかと思います。
民間療法だけでの腰痛の対応は状況により問題が発生することがあります。
民間療法の方は、いわゆる病気に関しては対応をしたことがありませんし、対応もできません。経験もありません。原因に関しては正確な判断をすることは不可能です。ですから、民間療法で腰痛の経過を長くみると状態が好ましくなくなる場合もあります。
ということで不安がある腰痛、安静にしても継続する腰痛は、お近くの整形外科の専門医、もしくは医療機関にご相談ください。
原因に応じた対応をしていただけます。
腰痛になったら、まずはかかりつけ医にご相談くださいね!
もちろん、当院でも、私が整形外科の専門医として責任を持って対応をさせていただきます。
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