おはようございます。
今日も有難うございます。
日本の女子レスリングがすごいことになっています。
その中での、最強中の最強と言われているのが、吉田沙保里選手。
昨晩から今朝にかけての試合になりました。
結果は銀メダル。
残念と言えば残念です。
日本選手団の主将だったようです。
なぜか日本選手団の主将は、6大会連続で金メダルをとれていないとのこと。
実力は当然あるのに、どうも精神的なプレッシャーもあるのでしょう。また、対する相手の方々も、かなり対策を練ってきていると思います。
吉田沙保里選手の著書に「悩まない力」という本があります。
こんな本を書かれていて、幼少時より、メンタルも肉体も鍛えられていたようですが、弱い一面もあったようです。
今回のオリンピックが過去と違うのは、吉田沙保里選手を育て上げた、作り上げた、お父さまが、ご存命ではないということ。
このことが大きいのかもしれません。
やはり、人間はメンタルと感情の生き物です。
メンタルマネージメントがパフォーマンスに直結するのは間違いがありません。
敗戦後のインタビューでも、お父さまのことに言及をされていました。
感謝の気持ちを述べてらっしゃいましたね。
人間は一人では生きられません。
また、実は弱い生き物で、自分には甘い生き物なんです。
自分のためには頑張れない生き物なんです。
頑張れないというか、自分には優しくなってしまうんです。
本来は苦痛が嫌なんですね。
その先に待っているものがあるから頑張れたりとかするわけです。
だから、何かのために…
そうなるわけです。
吉田沙保里さんの場合はお父さまの存在が心の中にあったのでしょう。
今まで、お父さまに喜んでいただくために頑張ってきたのではないでしょうか?
その実在がない現実がパワーダウンにつながってしまったのかもしれません。
気持ちのすきというやつかもしれません。
「悩まない力」も大切ですが、もしかしたら「諦める力」はもっと、生きていく上で強さにつながるのかもしれません。
お釈迦様の悟りは「諦めること」だったようですね。
「諦める」って深い言葉だなと思います。
諦めずに努力をすること。
よく言います。
本当に頑張っていない人は諦めちゃ駄目なんだと思います。
本当に頑張っている人は諦めないと壊れてしまう場合がありますね。
じゃあ、どの頑張りが、本当の頑張りなのか?
進化と進歩を継続し続けている状況、そして、壁にぶつかったことがある状況が頑張っているということでしょうね。
進化も進歩もしていない、小さな結果も出していない状況?
これは頑張っていないということなのだと思います。
本当に頑張った人は壁にぶつかったことがある人です。
壁にぶつかったことのある人は、苦しさも知っています。
だから頑張った人には優しくなれますし、頑張っていない人には、ときには厳しく接するか、諦めるか…そんな感じになりますね。
「諦める力」と諦めるまで頑張ってみること。
何のために生きる?
何のために頑張る?
そんなことを、吉田沙保里さんの頑張りから感じました。
さて、私は、まだ諦めるという境地には至っていません。
まだまだ、やるぜっ!
そんな感じです。
声に出して、口に出すと、やる気が出てきます。
おすすめです。
吉田沙保里さん、有難う!
まだ先がありますね?
先とみらいを見て欲しい…
そう思っています。