肩こりは、女性が整形外科や医療機関に相談されることの多い状態です。
肩こりの状態ですが?
僧帽筋という筋肉の過緊張という状態です。
なぜ、過緊張が起きるのか?
人、それぞれにより原因が異なります。
ただし、女性が、筋肉を緊張させやすいということ。
これが肩こりになる要因であることは間違いがありません。
また、肩こりを起こしやすい生活であったり、姿勢であったり、骨格であったりとか、要因は人それぞれです。
では、肩こりの緩和はどうしたらよいのでしょうか?
筋肉を強くする。
筋肉に負担をかけないようにする。
筋肉の緊張を緩和させる。
筋肉を緩める。
筋肉を休ませる。
上記のように、大まかに分けられます。
緊張を緩めるということと、四番目に書いた緩めるは、少し意味合いが異なります。
四番目の緩めるは、自分自身の意思で筋肉を緩めるということを言っています。つまり、リラックスして、緊張を解くように緩めるというようなニュアンスです。
三番目の緊張を緩和させるは…?
マッサージやストレッチ、整形外科では物理療法、温熱療法、トリガーポイント注射で、外的要素から筋肉の緊張を緩めるという意味です。
筋肉の緊張が過度に強い場合は、トリガーポイント注射を行うと凝り固まった筋肉が強制的に緩み、楽になったと言っていただくことも多いですね。
定期的に通院が可能な方は、物理療法や温熱療法が有効で楽になったとコメントをいただくこともあります。
若手で運動経験が豊富な方はストレッチを指導することで、楽になったといっていただけめす。
また、消炎鎮痛剤の外用薬、つまり湿布薬も手放せないと言われる方も多いですね。
二番目の負担をかけないようにするは、姿勢を気をつけるということになります。頭の重さがお尻の穴から抜けるような背筋が通ったような姿勢ですね。
パソコンを使われるお仕事の方は、二時間近く作業を続けると姿勢が崩れることと目が疲れることで肩こりを起こしやすくなります。作業やな仕事の途中でリラックスタイムを設けることがポイントです。気をつけてらっしゃる方は肩こりが少なくなったと話されてくれます。
姿勢の保持で注意しなければならないことは、骨格から姿勢を保持できない方がいらっしゃいます。頑固な肩こりがある方の頚椎のレントゲンを撮ってみると、なで肩で頚椎が前傾してしまっている方もいます。頚椎に変形がある方は、うまく肩こりとつきあうという気の持ち方が必要になります。
一番目の筋肉を強くするは?筋力トレーニングや体操、運動を始めて、継続すること。適切な栄養補給と休養をとり、筋肉を強くすることです。男の方が肩こりを感じる方が少ないのは筋肉が、元来、強いからです。一番は、筋肉が強ければ、そう簡単に肩がこったり、痛みを感じることはありません。
筋肉を休ませるというのも対処法ですが、あまり、休ませ過ぎると、筋肉自体が弱くなってしまい、結果として慢性の肩こりになってしまう場合もありますから、注意が必要です。ほどほどの休憩がポイントになります。
肩こりは、うまく対処をすれば、うまくつきあうことも可能です。
詳細はその方の環境や状態に応じたアドバイスになります。
肩こりにお悩みの方は、遠慮なく、お近くの整形外科の専門医にご相談くださいね?