昨日、発売になっている某週刊誌。
医療の特集が掲載されています。
専門家の見地からすると…
まともに取り合ってはいけません。
かなりの誤解を受ける内容。
いわゆるエビデンスには乏しい内容。
また、取材をして、話を聞いた人にも偏りがありそう。
また偏りがあるコメント。
あれでは、誤解を受けます。
物事の部分的な断面しか報じていない。
ところで、テレビ番組の医療特集に関しても疑問を感じる。
某NHKさんや民放で、そんなにタイミングがずれないで、訪問診療のことを取材して放送していた。
いわゆる、2025年間問題、もしくは2030年問題と言われている。
病院の病床数が足りなくなり、医療の提供ができなくなると言われている。
ただし、それが本当に正しいのだろうか?
何とか疑問を感じる。
確かに高齢者は増えるのだろうけれど、病床数が足りなくなるのは、厚生労働省の政策にも関連している。
メディアは、そうなっても不思議ではないように医療不信をあおり、情報の断片を流している。
情報は断片であり、事実の全貌ではない。
医療はどの方向に向かうのか?
行政はどの方向に向けていきたいのか?
間違いなく、在宅、そして訪問診療をメインにしていきたいのだと思う。
メディアで在宅っていいものだと報じられると、そう思う方も多くなるだろう。
ただ、それって本当だろうか?
色んな形があってもいいと思う。
在宅の厳しさの一面も報じるべきだと思うのは私だけではないだろう。
現実問題として、厳しい現実もあることをメディアは報じるべきだと思う。
一方向性で情報を流すのメディアの危険性が、この問題では浮き彫りになる。
いつの間にか、そんなことなっているのが現実だが、それは情報操作、印象操作の結果にしか過ぎない。
実はこれって、小学生のいじめもそうだ。
情報操作、印象操作の結果でいじめは生じる。
情報の全てを正しく観れること。
これが大切。
そのためには、基礎知識や経験が必要になる。
情報は正しく観たいものですね。
医療の一部分を担うものとして、2025年問題は気がかりです。
さて、どうなるのか?