「CRISIS」の第3話?

観ちゃいました。

録画で…

テレビドラマではなく、長尺の映画で観たいようにも思います。

もったいないぐらいのストーリー構成と演出です。

もう少し細かい描写ができた方が伝わるんじゃないかな?

そう思えるドラマです。

旬な役者さんが、金城さんの本はすごいんだと叫んでいたのは、間違いなく本当なのでしょう。

先週も同じことを書きましたが、脚本が練れていて、秀逸なのだと思います。

ドラマは脚本で決まる。

そのことが、最近、理解ができるようになってきました。

同じ国家権力ものですが「小さな巨人」も脚本が練れています。

観るものを飽きさせなく、離さない構成。

それでいて、途中から入っても楽しめる構成になっています。

そこには、構想とプロットが明確であることが重要です。

少し前に、倉本聡さんのドキュメントが放映されていましたが、倉本さんのロット作りが凄いな?

と思いました。

まさにプロの仕事だな、と感じましたね。

そして、伝わる仕事をしています。

プロの仕事の一つの要素で、伝わり、人から理解をされるということが重要になります。

自画自賛では評価をされていないわけで、伝わらなければ、評価もされることはありません。

伝わり、評価をされること。

これがプロの仕事です。

さて、話が「CRISIS」から離れてしまいましたが…

このドラマも、対照的な大きな二つの存在が絡み合うことから生まれるストーリーとドラマが観るものを惹きつけます。

そこにアクションが絶妙に絡んでいます。

今回は対立している若者の描写が細かかったですね。

最後のシーンは圧巻でした。

人生経験が浅い方には突き刺さる絵になっていたと思います。

あっ…

と思いました。

最後のシーンに向けて、若者の細かい描写が生きてきます。

食べることに感謝をできて、優しさの感情を知る若者が、なぜラストシーンに向かうのか?

今後に、その真実が解き明かされる伏線の張り方が、ザッ テレビドラマです。

捉え方は人それぞれになりますが、若い世代にはラストシーンは人生を考えさせられると思います。

また、今回の見どころのアクションは…

シンプルに走るところです。

殺陣や格闘のシーンもありましたが、単純に全力で走る姿。

脚で全力疾走をして、追いかけっこをしている姿が刺激的でした。

本気で全力疾走をしている姿と表情が、観るもの引きつけます。

ここまで、本気で走っている映像をあまり観たことがないですね。

旬な役者さんと西島さんならではの演出。

そして、十代の若者と旬な役者さんと西島さんの全力疾走の対比がいいシーンに仕上がっています。

若者の活きのよさと、鍛えた大人との対比の全力疾走が絵になっていました。

道具に頼らず、全力疾走が、これほど絵になるとは思いませんでした。

旬な役者さんと西島さんのランニングフォームも見ものです。

舞台設定が国家権力ものというところが、個人的にどうなんだい?

と思うところですが、一線級のエンターテイメントのテレビドラマです。

次回も楽しみにしています。

できれば、長尺で、もっと、しっかりとした演出がなされたもので、観てみたいと思えるドラマです。

さあ、次は「小さな巨人」です!

おしっ、「大きな小人」です!