国家権力ものドラマです。
もう一つの国家権力ものとは違った表現の仕方です。
ストーリーが練れていますが、その表現の仕方が違っています。
こちらのドラマはドラマというよりは舞台仕立て。
各役者さんの顔芸と表現力を楽しめるドラマ。
もう一つの国家権力ものとは、違った側面の国家権力を表現しています。
そこの部分の表現が事実かはドラマなので、ドラマだからという感じです。
このドラマの見どころは、役者さんの表情と熱さです。
各自が各自の立場での思いをたぎらせた熱い表情と表現。
そして、台詞回しは圧巻です。
もちろん主役の長谷川さんが、細身ながらも、圧力を感じさせる表現は観る価値があります。
もちろん、他の役者さんの表情と表現も圧巻です。
岡田さん、安田さん。
そして、香川照之さんの悪代官ぶりは圧倒的で、だからこそ、長谷川さんの演技力も引き立ちますね。
もちろん、演技は当然なのですが、ストーリー設定も練れています。
この先、どう進んで行くんだろうか?
そう思わせてくれます。
さて、このドラマの国家権力は、この先、どう表現されていくのだろうか?
気になりますね。
以前にも書かせていただきましたが、なぜ、このタイミングで、国家権力もののドラマが同時に二本やっているのか?
何かの意図があるんでしょうね…