「小さな巨人」の第3話

国家権力ものドラマです。

もう一つの国家権力ものとは違った表現の仕方です。

ストーリーが練れていますが、その表現の仕方が違っています。

こちらのドラマはドラマというよりは舞台仕立て。

各役者さんの顔芸と表現力を楽しめるドラマ。

もう一つの国家権力ものとは、違った側面の国家権力を表現しています。

そこの部分の表現が事実かはドラマなので、ドラマだからという感じです。

このドラマの見どころは、役者さんの表情と熱さです。

各自が各自の立場での思いをたぎらせた熱い表情と表現。

そして、台詞回しは圧巻です。

もちろん主役の長谷川さんが、細身ながらも、圧力を感じさせる表現は観る価値があります。

もちろん、他の役者さんの表情と表現も圧巻です。

岡田さん、安田さん。

そして、香川照之さんの悪代官ぶりは圧倒的で、だからこそ、長谷川さんの演技力も引き立ちますね。

もちろん、演技は当然なのですが、ストーリー設定も練れています。

この先、どう進んで行くんだろうか?

そう思わせてくれます。

さて、このドラマの国家権力は、この先、どう表現されていくのだろうか?

気になりますね。

以前にも書かせていただきましたが、なぜ、このタイミングで、国家権力もののドラマが同時に二本やっているのか?

何かの意図があるんでしょうね…

こちらのドラマも続けて観てしまいそうです。