「CRISIS」第5話は?

こちらの国家権力ものも録画で観ています。

今回は潜入捜査が題材。

囮の操作。

本当に囮捜査、潜入操作なんてしているのかな?

そう思う日本人です。

アメリカやロシアやヨーロッパ各国の諜報機関だけのもの?

とも思いましたが、実は戦前の日本も諜報活動は得意であったという話は聞きます。

今回は、旬な役者さんが黒組織に潜入をします。

潜入した中での、人としての大切にすべきものが何なのか?

この葛藤の心理描写を演じる旬な役者さんの演技が見どころです。

もちろん、締めは圧巻のアクションで締まるのですが、その後の伏線の張り方もいいものです。

さすがは金城さんの脚本ですね。

この国の未来のために?

この国は誰の国?

そんなことを問いかけてくる今回の話です。

果たして、今の日本で、こんな感じで潜入捜査をしているのか?

それとも、これからは、共謀罪の施行に伴い、こんな感じで潜入捜査も行うようになるという前振りなのか?

当局の指導で、制作されているのか?

と感じることが多くありましたね。

国、組織、権力、政治の世界?

それよりも大切なものがあるだろう?

そう問いかけているのが、このドラマのテーマですね。

もちろん、題名がズバリそのものなのですが、なじみの薄い、外国語の題名にして、文学的な感じに演出している金城さんの意図を感じます。

いま、そこにある危機?

マイケル クライトンさんの名作を意識してのものでしょうね?

果たして、囮捜査が当たり前の社会に日本という国がなっていくのか?

本当の現実はわかりませんが、このドラマは、人の心を揺さぶるドラマで、映像に仕上がっていますね。

終盤の、旬な役者さんと西島さんの、言葉を使わないで、伝え合う演技は圧巻の見どころです。

この先も、このドラマから目が離せません。

でも、ドラマなんですよね…

実は…