こちらの国家権力ものも録画で観ています。
今回は潜入捜査が題材。
囮の操作。
本当に囮捜査、潜入操作なんてしているのかな?
そう思う日本人です。
アメリカやロシアやヨーロッパ各国の諜報機関だけのもの?
とも思いましたが、実は戦前の日本も諜報活動は得意であったという話は聞きます。
今回は、旬な役者さんが黒組織に潜入をします。
潜入した中での、人としての大切にすべきものが何なのか?
この葛藤の心理描写を演じる旬な役者さんの演技が見どころです。
もちろん、締めは圧巻のアクションで締まるのですが、その後の伏線の張り方もいいものです。
さすがは金城さんの脚本ですね。
この国の未来のために?
この国は誰の国?
そんなことを問いかけてくる今回の話です。
果たして、今の日本で、こんな感じで潜入捜査をしているのか?
それとも、これからは、共謀罪の施行に伴い、こんな感じで潜入捜査も行うようになるという前振りなのか?
当局の指導で、制作されているのか?
と感じることが多くありましたね。
国、組織、権力、政治の世界?
それよりも大切なものがあるだろう?
そう問いかけているのが、このドラマのテーマですね。
もちろん、題名がズバリそのものなのですが、なじみの薄い、外国語の題名にして、文学的な感じに演出している金城さんの意図を感じます。
いま、そこにある危機?
マイケル クライトンさんの名作を意識してのものでしょうね?
果たして、囮捜査が当たり前の社会に日本という国がなっていくのか?
本当の現実はわかりませんが、このドラマは、人の心を揺さぶるドラマで、映像に仕上がっていますね。
終盤の、旬な役者さんと西島さんの、言葉を使わないで、伝え合う演技は圧巻の見どころです。
この先も、このドラマから目が離せません。
でも、ドラマなんですよね…
実は…