先日、公開されたばかりの、こちらを観てまいりました。
大泉さんは、いい役者さんですね!
戸田恵梨香さんも、意外に演じられる?
女優さんになっているな、と思いました。
さて、こちらの作品ですが、井上ひさしさんの小説を原案にして、いま乗っている原田眞人監督の意欲作ですね。
原田監督は今後も注目作品が公開予定です。
さて、話をこちらに戻し…
鎌倉に現存する縁切り寺の東慶寺を舞台にして、男女の性をテーマにした作品。
時代背景も手伝って、作品の世界に引き込まれます。
大泉さんと戸田さんの、少し、ほのぼのとした演技がシリアスになりがちな男女の縁切りのテーマを、さわやかに問いかけてきます。
現代社会との違いを感じながら、男女の関係とは?を考えさせてくれる作品です。
法律的な背景も、現代とは違っていて、しかも、不思議な救済処置があるのも、小説や映画として表現することで、読むもの、見るものを、引き込む要素は満載です。
映画の中の東慶寺は、ちょっと素敵で荘厳さも感じさせる寺に見えます。
現存している東慶寺との対比をしてみたい。いつか現在の東慶寺に行ってみたいと思わせます。
調べてみると、ロケに使われた寺は、姫路の円教寺さんというところのようですね。ラストサムライのロケでも使われた、お寺さんのようですね。
円教寺さんにも、ぜひ、行ってみたくなりますね。
修繕された姫路城とともに、歴史探訪という感じで、訪れる方も多くなるのでょうね。
ただし、鎌倉の東慶寺さんと対比して、えっと思う方も多くなるのかと感じます。
私個人として、まずは鎌倉の東慶寺さんを訪ねてみたいと思います。
さて、作品に戻りますが、大泉さんのセリフ回しの早いこと。何を言っているのか?と思いながら、話に引き込まれてしまいます。わからないからこそ、もっと、しっかりと観ようじゃないか?何を言いたいんだ?とも感じさせられましたね。
また、ストーリーというか設定の中で、堤さんと満島さんの関係が、そういうことだったんだ?ということも、ポイントかもしれません。
原作が、かなり幅が広い世界なのだと思います。もっと、表現したいこともあるのでは?と感じましたが、原作を読んでみないと、何とも言えません。井上ひさしさんの原作にも気がひかれます。
大泉さんと戸田さんのことを書きましたが、他の脇を固める役者の方々の演技も素晴らしいですね。山﨑さん、堤さん、満島さん、樹木さんの演技が映画の世界に引き込んでくれますね。
まあ、私の感想はともかく、映画は、つべこべ言わずに、観てみることをすすめますね。感じることは人それぞれです。
個人的私見としては、あっという間の2時間半の世界でした。
最近は、日本映画が元気があるのがうれしいですね。
海街 ダイヤリーの予告がやっていて、ちょっと楽しみな日本映画です。