医療ドラマが盛んです。
大門未知子さんは、痛快医療コメディーです。
誰もが認めるところ。
私たち医療人も楽しみながら、観ている方が多いのではないでしょうか?
それとは違った感じの「コウノドリ」は、今回もリアルを感じさせられる話の流れでした。
後期研修医の悲哀と迷いを余すことなく表現していました。
そうかあ、そうじゃないだろ?
それでいいのか?
そのままでいいのか?
と思って視聴していましたが、やはり、そのままでは駄目でした。
それから、そうなるんだ?
と、そうなる前に、前期で研修をローテートするんじゃないの?
と思うのは、本物の医療人の感想です。
あれぐらいの年頃は、勘違いをしやすい年頃?
と思います。
話の中で、研修医の行為は医療ミスでは?
との台詞が出ていましたが、厳密に言うと医療ミスではないのでは?
と思うのは医療人の感想です。
調べてみてわかることもあります。
どの時点でわかることができるのか?
どの時点で、再確認をしてみるのか?
そこが、実際の医療現場では大切になります。
また、実際の現場はチーム医療です。
今回も、チームプレーでミスにはしませんでした。
そこが、コウノドリの話のリアル感が感じられるところです。
後期研修医にはありがちな光景かもしれません。
今回、大門未知子さんも、患者には次はないんだ…
失敗しちゃダメなんだよ?
と熱く、言い放ちましたが…
確かにそうです。
大切なことはリカバリーショット。
これが大切です。
いつだってナイスショットはない。
これが医療の現実です。
だから、医療はドラマにできるのです。
また、現実にはナイスショットばかりではないので「大門未知子」が魅力的に思えて人気が出るわけです。
でも、ドラマはドラマです。
現実は、もっと奥が深く、わびさびもあります。
だからこそ、こんなテレビドラマは、本物の医療人にとっては、本物のエンターテーメントになるのです。
きっと、観ているリアル医療人は多いでしょうね?
優しさを余すことなく表現してくれる「コウノドリ」
それと痛快さを見せてくれる「大門未知子」
まだ、この先のドラマが気になりますね。