録画で観る、医療ドラマシリーズも佳境に入った。
もうすぐ最終回。
数字も取れているらしい。
今回の、大門未知子シリーズは整形外科領域の話。
こちらは専門分野。
手術こそ行ってはいないが、学会や研究会には参加をさせていただき、アップデートな知識も入ってくる環境ではある。
また、それなりに、判断もできる分野。
興味を持ってドラマを観ることができた会。
まあ、ありえない痛快医療コメディーであることは間違いがない。
ありえないから、私たちの世界の人間も、そして、一般的な方々の心もわし掴みにできるのだと思う。
少しでも、ありえるでしょう?
と思わせてしまったら、コメディーとしては失格だ。
今回は、アスリートの足の疾患に関して…
有痛外けい骨と思わせておいて、舟状骨の骨折とのこと。
確かに、専門家からすれば、ありそうな感じの疾患。
というか、あるのだが、非常にまれ。
外けい骨は、結構、専門の外来を行なっていると遭遇するし、相談を受ける疾患。
では、鑑別疾患の舟状骨の骨折はそうはない。
今回は、外傷なのか、それとも、疲労骨折なのか?
その部分が表現をされていなかったのが微妙だ。
だが、その部分を巧妙に表現をすることが、ドラマとして楽しい演出になっていそうだ。
さて、ドラマでは、ドラマチックに大門未知子が、様々なハードルを乗り越えて、手術を成功させるわけです。
ハッピーエンドがコメディーの鉄板です。
だからこそ、安心して観ていられるますね。
自身の骨を骨折したところに移植をするのも、よくある話。
ただし、ネジの形に加工して、ネジとして使うのは、どうなんだろうか?
と専門家は思うわけです。
人工骨を加工をするのであれば、ありえそうな話。
おそらく、医療監修の先生と脚本家の先生で練りに練ったのでしょうね?
ありえそうで、ありえない話を作り上げたと思われます。
まあ、競走馬の骨折の手術だってできる大門未知子ですから、結果は完璧でした。
そして、ハッピーエンド?
と思いきや…
主人公が倒れて、宿敵は病に侵されて…
話は最終回へ…
と観せていますね…
さて、大門未知子はどうなる?
気になりますね?
木曜日を待ちましょう!