年末年始の夕方。
ちょっといい時間です。
この時間は、いつもならば、まだクリニックにいる時間です。
普段の日曜日も、日曜日のこの時間にしかできないことをしているので、ゆっくりとしていることは少ないのですが、この年末はゆっくりとさせていただいています。
来年に向けて、来年をどうしようか?
と思索を巡らすひととき。
整形外科の専門医として、また、町の整形外科の診療所としてできることは何か?
そんなことを考えつつ、ゆったりともしています。
もちろん、仕事のことだけではありません。
やはり、視野を広げることは大切です。
診療とは、全く関係がないと思えることにも、実は何かの気づきにつながることがあります。
そんなことが、診療の質を高めてくれたり、また、組織作りのヒントになることがあったりとかします。
診療ももちろん大切ですが、組織として、今のクリニックができることの質を高めていくのか?
また、お役に立てることを広げて、質を高めていくためにはどうしたら良いのか?
考えることがあります。
もちろん、当院に来られる方は、当院でできることをしっかりとやって欲しい。
また、整形外科の医師としての対応でできることをやって欲しいとの思いで来院される方が多いと思います。
もちろん、整形外科の専門医としての知識のアップデートやスキルアップは必要です。
専門医システムの素晴らしいところは、更新するためには、講演の受講や学会への参加が義務づけられていることがあります。
大人になると講義を聴くことは、何かの機会がなければ少なくなりますが、制度として義務づけられると聴かなければなりません。
この講義を聴くことはレベルのアップデートにつながっていますね。
専門医制度は有難いですね。
もちろん、私個人のアップデートが、一番、大切なことですが、私を助けてくれているスタッフや仲間たちのスキルアップ、レベルアップも課題であると考えています。
もうこれでいいんだ、と思うと、スキルアップやレベルアップをすることはありません。
より、皆様のお役に立てるように動いていけるようにするためには、どうしたら良いのだろうか?
考えることが多くあります。
そのためには、仕事のための仕事にならないように考えていただくようにしていただくことが必要ですね。
そんなことを思う日々です。
そこで大切なことは、当院のミッション、つまり使命を意識していただくことが必要になります。
もちろん、スタッフ全員が一度は聞いたことがあるとは理解をしていますが、意識から抜けてしまうこともあります。
そこが人間という生き物です。
当院のミッション、つまり使命は、動ける体のお手伝いと動ける体から笑顔になっていただくことです。
そのために必要なことは、骨と筋肉と血管と心の元気です!
整形外科のクリニックとしてできる最大限のお手伝いをしたいと思っています。
来年、さらにできることはないか?
また、スタッフの皆さんが、さらにできることを、笑顔で気持ちよくやっていただけるためには?
そんなことを考えるひとときになっています。
来年は考えたことを具現化していきたい。
そんなことを思いながら、年の瀬の夜は更けていきます。
来年もやるぜ!
そんな気になっていますよ!
来年もお楽しみに!
さあ有難うございます!