実は、私は喫煙をしません。
ということで、喫煙者の本当の気持ちはわかりませんが…
どうも、喫われる方は、やめられない止まらないもののようです。
喫煙、つまり煙草ですが…
体にはよくないようです。
どうも箱にも記載がされていますね。
喫わない方が良さそうですが、JTと国とっては税収にはつながるようですね。
かつての、日本は煙草を喫うのが当たり前のような文化で土壌であったようにも思います。
病気になられている方以外は、結構、喫われている方が多かったようにも思います。
私も、幼き頃は、父親や親戚の年長者に煙草の買い物に走らされた記憶が残っています。
さて、現在の日本の喫煙率ですが…
成人の男性が約三割、女性が一割程度の喫煙率とのことです。
以前は、もっと多かったことを考えると、三割程度になったんだ?
と感じる確率です。
これからは、煙草の値段は、もっと上がるとか?
増税と言われています。
現在の主力製品が約400円程度のラインナップのようですが、消費税の増税に伴い500円前後になるようです。
できれば、そんなに煙草は喫わない方がいいかもしれません。
得をするのは、JTと国だけかもしれませんね。
さて、では、健康的にはどうなのでしょうか?
という話があります。
まず、明らかななのが、病気になりやすいということです。
以下は、煙草の箱にもしっかりと書かれていることなのですが…
心血管系の疾患、高血圧、動脈硬化になりやすい。
慢性呼吸器疾患になりやすいと言われています。
また、胃潰瘍、十二指腸潰瘍にもなりやすいとのことです。
あらゆるがんになりやすいことがわかっています。
喫煙習慣が関係しているがんが多くあるとのことです。
また、メタボリック症候群にもなりやすいという統計もあります。
そして、喫煙に伴う活性酸素により細胞毒が生じ、老化を早めることがわかっています。
他には、整形外科関連として、骨粗鬆症の発症を早め、骨折を引き起こしやすくなると言われています。
また、怪我をしたときの傷の治りが悪くなる。
もしくは、怪我の治りが遅くなるという事実もあります。
このように、喫煙は、さまざまなリスクがあります。
特に20歳より若いうちから習慣化していると寿命が10年短いという日本の統計もあります。
ただし、早いうちに、喫煙のリスクを理解をして止めることができれば、喫煙の害から逃れることができるとのことです。
わかっていて喫うのと、知らないで喫うのは違いますね?
喫煙のリスクは本人だけだからいいのではないか?
という意見もあります。
そうも言ってはいられなくなっている統計もあるようです。
受動喫煙のリスクも、実はかなり高いことが検証されています。
喫煙者の家族のがんの発生率が高いこともわかっているようです。
喫煙者居宅の壁紙やカーペット、カーテン、着衣についたついた受動喫煙の残留物にも細胞毒性があることがわかっているようです。
となると、喫煙のリスクは自分だけではないということになりますね。
周りにいる大切な人を巻き込んでいるのが、喫煙のリスクということになります。
どうも、人生を健康的に長く、楽しみたいと考えるのではあれば、喫煙をすることが好ましくはない。
という結論になりそうです。
でもね…
私は喫わないのですが、なぜ、煙草が、そもそも国が管理をしていたものなのか?
何か、不思議な経緯がありそうな気がしますが…
税金、税収だけの問題ではなさそうですが…
まあ、喫わないにこしたことはありません。
医師の立場としても、あまり喫煙はおすすめしません。
さて、上記は、文響社さんから出版されている、東海大の川田浩志先生の長生きの統計学を参考にさせていただきました。
これから喫煙をされようと思われている方は、ご一考いただければ幸いです。