「医師たちの恋愛事情」も締めくくりに・・・

大切な人を守りたいから…

大切な人を守るために医者になった、と彼は語りました。また、大切な人ができたから、その人を守りたいと思うのも恋という感情なんだと表現もしていました。

そんな中で大切な人を守ることが人を傷つけることになることもあると表現をしています。本当に傷つけるのか?

何か行動を起こすと、何かが起きてしまうこともあります。周りが見えないと、自分の価値観だけで動けば、何かを傷つけてしまうこともあるんですね。行動を起こす、変化をするということは、そういうこともあるんですね。

本当に守りたくて、傷をつけたくなければ、我慢をするか、そのままでいるしかない訳ですね。

恋愛と仕事の人間関係は、ちょっと違う訳です。

このドラマでは、恋愛も仕事も同じような感覚で表現をしていますが・・・

実際に医療に携わるものとしては、医療の本質は守ることではないと思うんですよね。確かに、予防という立場でお仕事をされている方もいますが、予防にも、様々なアプローチの仕方があると思うのは、私の私見です。

話がずれましたね。

医療をビジネスオンリーの視点で捉えるのか、それとも、慈愛の心も持ち合わせて行うのか?で関わり方が違ってきますね。このドラマの中では、様々な価値観の医師を登場させて、環境設定や状況設定を変化させることで、その価値観を変遷させていくことで、理想の医師像や医療環境を表現し、提案しようとしていますね。

いずれにせよ、医師も人間であり、人とのコミュニケーションが必要になります。恋だって、愛だって、恋愛だってするんですね。暮らしもあるわけです。

もう会わない?それが大人の恋愛としての割り切りなのか?

余計なことはしない?医療で、余計なことをしてはならないのか?

余計なお節介?余計なお節介って迷惑なのか?

医療の世界で、優先されるべきは目の前の患者様であり、顧客なのではと思う私です。

守りたいのは患者様なのでは?守るというよりも、役に立つということなのだと思うんですよね。実際に現場にいる人間としては・・・守るのは患者様であり、愛するとういことは、また別の感覚じゃないのか?と違和感を感じてしまいます。

仕事と恋愛を同じ感覚で表現しているから、かなりの違和感があるんですね。

このドラマは、受け手側の視点の表現が薄いなとも思います。

きっと、作り手が、受け身ではなく、能動的な感覚の価値観の方が多いのだろうと感じます。

最初は、ベタな恋愛ものなのかと思っていましたが、だんだん話がずれてきて、仕事と恋愛を並行して表現しようとしているから、無理が生じて映るんでしょうね。

確かに恋愛が、仕事に透けることもありますが、同義ではありません。

さて、大切なものは?という話になって、このドラマは終わりになるのでしょう。

恋愛という感情は、言葉では説明のできない感情です。

実は、恋愛の本当の姿を表現もすることも簡単ではないんですね。

恋愛の感情は、状況や環境により、臨機応変に変化します。

そこに甘えて恋愛ドラマというのは作られているように思いますね。

仕事は行ったことに対する対価ということです。言葉で簡潔に説明をすると・・・仕事と恋愛を並行して表現をすることは、よほどうまい演出をしないと、物語が安っぽくなってしまいますね。

このドラマの、医師たちの恋愛事情、ありえないなと感じながらも観てしまうのは、私も医師であるということと、フィクションの恋愛ドラマだから、まあ、ありえないけれど、ええわい・・・と思えるからなのだと思います。

さあ、次回は、締めくくりに向けてのお話ですね。

それぞれのドラマが、どう向かっていくのかが、見えてきますね。

それぞれの恋愛事情ですね。

伊原さんは、男としてのけじめをどうつけるのか?

そして、やっばり、あの先生、きれいですね・・・

なかったことには、できそうにないですね。

またまた、観てしまいました。

ただし、ドラマとしては、面白くないなと思われている人が多いのではないでしょうか・・・

私は、観てしまっていますが…

来週も、きっと観てしまいますね…