First loveから初恋?
First loveも初恋も何だろうな?
いつの頃の話。
なかったわけではないのだが、あまり、リアリティーがない年齢になってきました。
そういえば、初恋かFirst loveかはわかりませんが…
スタッフの中学生の時の、ときめきの話はおじさんにはあまりわからない話。
女性というか、若い女性は、すぐに魔法がかかり、すぐに魔法が解けるんだ?
と思った話がありました。
まあ、それはいいでしょう。
宇多田ヒカルさんのニューアルバムを聴く。
圧巻の内容。
大人な感じで、叙情的な音楽。
元気で過ごしたいと思う日中に似合う音楽ではなかった。
歌もともかかく、バックミュージックにもこだわりを感じさせる出来上がり。
「ごめん、みんなぼけちん」のテーマ曲も、やっぱり、曲として流して聴くと悲哀さまで感じさせる歌い上げだ。
First loveの時とは、違った宇多田さんがそこにいる。
実生活では、感情という感覚を覚えることも、表に出すこともないと語る宇多田さん。
感情の表出は歌でしか行えなくなったこともあると語っていた宇多田さん。
間違いなく、歌で感情を表出している。
出会いも別れも、間違いなく、人生ってやつ、人の感情ってやつを、表に出しながら歌い上げている。
これって、表に出していない秘めた思い…
そんな感情の奥底と、本当の気持ち。
そこを、このアルバムは聴かせてくれる。
お昼休みには似合わない。
真夜中の首都高を、週末に一人でドライブする時に聴くと…
様々な絵が頭の中に浮かびそうな音楽であり歌。
宇多田さん、おそるべし。
でも…
思った。
日常から、感情を表に出せるようになった宇多田さんの音楽や歌を聴いてみたい?
そんなことも思わせてくれる、ちょっと大人の初恋を有難うございます!
音楽、そして、歌って素敵ですね?