いま、話題になっている某タレントさんの轢き逃げの映像がネットで見ることが可能になっています。
思うところ、考えること、感じることが多くある映像でした。
たまたま、ドライブレコーダーにその瞬間が残っていたようですね。
そんな事故の映像がネットに出回っていることは、びっくりもします。
本人の供述とは内容が異なるようですが…
人間の記憶や認識は曖昧なものであり、記憶は作られたものであることが、よく理解ができる映像です。
ご本人の供述は、事実ではなく記憶に基づいたものですから、もちろん事実や現実と異なるのは当然と言えば当然なのかもしれません。
本人の記憶の中では、本人が思ったところでは、供述の内容なのかもしれません。
事故に関しては当事者は、客観的に事故そのものを見ているわけではありません。
ましては、運転している本人が感じているものや当事者の証言と、外から見ている状況とは、かなりずれている可能性が高いと思います。
あの映像を見ると…
横断歩道、信号の存在、歩行者の存在に気がついていないような感じで、ほぼ減速することなく横断歩道に車が入っていく様子がうかがえます。
ぶつかる直前にブレーキはかかっていますが、自転車の前方を弾き飛ばすような当たりかたをしていました。
自転車の前方に衝突された衝撃で飛ばされていました。
弾き飛ばすというか、吹っ飛ばすような当たり方とも表現ができる様子です。
また、ぶつけられた側の方も直前までは安心しながら横断歩道を渡っていましたが、ぶつかる直前に車が止まらずに近ずいて来ることに気がつき、慌てて立ち止まっている様子が写っています。
ぶつけられた方は、吹っ飛ばされて、他の歩行者の方とぶつかっていますが、そのまま立ち上がる様子も写っていました。
ぶつけた当事者の車は、ぶつかった瞬間はブレーキはかかっていましたが、ぶつかった後はほとんど減速はされないで、そのまま走っていく様子が写っていました。
驚いたことに、横断歩道を渡るその他の通行人の方が、吹っ飛ばされた方が立ち上がるのを確認すると、何もなかったかのように、そのまま通り過ぎていく様子までも写っていました。
無関心というか、ああ無事なんだな?
という感じなのでしょうけれども、現実は、そんな社会なのだなと思う映像。
おそらくは、あの映像に映っている人たちも、こんな事故だったんだ?
と思うような内容でした。
ぶつけた某タレントの方も、あの映像を見ると、びっくりするのではないでしょうか?
自分が思っていたり、認識していた記憶と客観的な事実との違いにびっくりするでしょう。
お酒を飲んで体内に残っていた状況と言っても、客観的なあの映像を見ると、何を起こしてしまったのかを認めざるをえない映像でした。
本人の中では、ちょっとぶつかってしまったぐらいにしか思っていなかったのかもしれません。
客観的に見ると、もっと大惨事になっていてもおかしくはないことが理解ができる映像です。
本当に、タイミングが、不幸中の幸いで、絶妙なぐらいによかったという感じです。
当てられた方が、気づくのがタイミングが遅かったら、まともにぶつかっていたでしょう。
となると大惨事で、命にも影響がある怪我になっていたかもしれません。
誰しもが、事実は、そういうことだったのか?
ということが理解ができる映像でした。
今の世の中、記録のメディアがあちらこちらにあります。
実は、事実はこんな感じという出来事が多くなってくる世の中になっていくのでしょう。
一つの事故の現実を見ることで、思うことや、感じることが多くありました。
ただし、当てられて、吹っ飛ばされた方は、大怪我にならなくてよかったと思います。
不幸中の幸いとは言え、思うところ、感じるところが多い映像で事実でした。
やはり、事故は、起こしたくて起こしている人はいないとは思いますが…
事故はない方がいいですね…
事故には逢わない方がいい。
起こさない方がいい。
人間が生きる世の中は事故だらけですが…
事実を正しく認識して生きたいものですね。