TOKIOの城島さんが、腰の骨を骨折されたとか?
腰椎横突起骨折とのこと。
時には、整形外科の専門医らしいことも書いてみましょう。
実は、腰を強く捻って踏ん張った時などに受傷される方が多くいます。
壮年の男性に多い傾向です。
腰骨の背中側を走っている神経を守っている脊柱管についている突起の骨折です。
直接、背中を支えている骨ではなく、二週間から三週間程、安静にすることで、強い痛みは軽快してきます。
体重がかかるところではなく、機能障害を起こすことは少ない骨折です。
女性や高齢者だと、骨の強度が弱いので、椎体という、背骨そのものが骨折してしまう場合が多いですね。
背骨の椎体骨折は、機能障害を来すこともありますので注意が必要ですね。
横突起骨折は、体力自慢の男性が、少し高めのところから、身体を捻りながら飛び降りて、着地をするときに、腰を強く捻り過ぎることで、よく発生しているようです。
骨折は起こさない方がいいのですが…
腰椎横突起骨折は、比較的短期で治り、機能障害を起こすことも少ないので…
大抵は、コルセットの着用と、消炎鎮痛剤で痛みをコントロールしているうちに、治ってきます。
年末には症状は軽くなってくるのでは?
きっと年末年始は城島さんの姿が、メディアで見られるのでは?
と思われます。
骨折は実は、予防が可能です。
骨を強くすること。
そして、体力や筋力、バランス感覚を保つこと。
そのことで、骨折り損のくたびれ儲けは防げます。
もちろん、不慮の事故は仕方がありません。
詳しくは、お近くの整形外科の専門医にご相談ください。
特に閉経後の女性、ご高齢の方は、一度、骨密度の計測をしておくことをおすすめします。
骨密度に応じての対応が、現在の医療は可能になっています。
お気軽にご相談ください。
もちろん、当院でも、対応を行なっています。
安心して、お任せください。