年末の楽しみ。
少し紅白を観るのが楽しいと思えるようになってきました。
それでも、そんなに演歌が素敵だとは思えません。
演歌歌手が、そんなに多くどうして出ているのだろうか?
そう思う気持ちは変わりありません。
でも、石川さゆりさんの天城越えや、坂本冬美さんの夜桜お七がいい感じなのはわかりますが…
三山さんとか、けん玉はよくわかりません。
どこかで支持されているのだと理解はできます。
今年の石川さゆりさんは、ロックでしたね。
布袋寅泰さんのギターと和楽器のバックでの、天城越えは圧巻です。
よくわからない、ジャニーズ枠、エグザイル枠、秋元康さん枠のアイドルは、大人数のパフォーマンスだから見れたものです。
よくわからないのは、中島みゆきさんをオマージュした方?
確かに上手いのですが…
誰だ?
と思える感じです。
今年は松田聖子さんは、無理せず、キーをおとして、歌声を聴かせてくれました。
衣装も年齢を感じさせない装いはお化けです。
聖子ちゃんは、聖子ちゃんです。
そう言えば、ピンのアイドルが少ないな?
ピンで歌えるアイドルはいないな?
というか、歌で勝負ができるアイドルもいない?
と思いながら観た紅白です。
カラオケの普及から、シンガーソングライターが多くなった。
アイドルというよりも、シンガーだよな?
ビジュアルよりも歌でしょ?
売れたら、化けてるでしょ?
あいみょんって、なあに?
という感じでした。
いきものがかりの、吉岡さんは歌はうまいし、声も出ているけれど、成長している?
どこかが?
アイドルではないよね?
とか、思うわけです。
aikoさんなんか、四十を越えているわけですよ。
それと比較すると、男性は四十を越えていても、そうは思われない。
福山さんは、その代表ではないでしょうか?
ここまで、残るとは思えませんでしたが、ラジオでの軽妙なトークを聴くと、頭の良さを感じさせられます。
三浦大知さんと源さんは、ピンでも見れました。
三浦大知さんは、踊りながら歌えていましたね。
源さんは、普通のお兄ちゃんチックなところがいい感じです。
DA PUMPは、昔のディスコミュージックを思わせて、中年の耳を引き寄せたという感じ。
米津さんの生歌のステージと演出は正にテレビでした。
米津さんプロデュースの方は、花火という感じです。
ですが、米津さんのステージは、計算された演出でしたが圧巻でした。
引き込まれる感じ。
大塚美術館のパワーもすごいな?
そのうち行ってみようか?
そんな気持ちにもなれました。
地元のゆずさんも、聴かせてくれるね?
ギターと歌だけで?
らららぁ〜
という感じです。
ユーミンは、声量は足りていませんでしたが、一流ミュージシャンとご主人もバックに従えての、懐かしい気持ち、穏やかな気持ちにさせてくれるステージングでした。
ひこうき雲から、やさしさに包まれたならへの流れは、感情というものに包まれたい、人として生きていられる幸せを感じさせてくれます。
やはり、稀有なアーチストですね。
そして、平成の正真正銘のDiVAはMISIAですね。
アイノカタチから、包みこむようにへのステージング。
ここで、包みこむようにを聴かせるんだ?
声量とそれを生かした歌い上げる「包みこむように」を生で聴ける震えるような感動は生ならではのものと、MISIAさんの実力があるからのもの。
いやあ、正に歌と歌い手の力を感じられました。
圧巻は、サザンオールスターズの桑田佳祐さんのステージングでした。
多くの方やメディアでも語られていますが、平成をそして昭和を感じさせられたライブです。
桑田さんならではの、はちゃめちゃと思わせながらも、ノリを感じさせてくれるステージ。
北島さんもユーミンも交えてのステージングはエンターテイメントの極致でした。
あの頃を思わせられるステージ。
懐かしさの中に、熱さと素晴らしさを感じさせてくれるステージを紅白で観れるとは思いませんでした。
昨年の紅白は、ちょっと素敵な時間でした。
有難うございます。
NHKさん、やるなぁ?
受信料をしっかりと使ってくださっています。
平成の次の紅白はどうなんだろうか?
と楽しみにしつつ、今日を楽しませていただきます。