5月の日本整形外科学会の総会で聞いてきた話から、骨粗鬆症について書いておきます。
骨粗鬆症は閉経した女性の方は、いずれかのタイミングでなる状態です。
いま、様々な薬剤での対応が可能になっています。
目標は現状維持です。
さて、今日の話は、骨粗鬆症にならないためには?という話になります。
どうしたら、骨粗鬆症になりにくくなるのでしょうか?
それは、骨粗鬆症になる前に、骨の貯金をたくさんしておくことがポイントになります。
つまり貯金がたくさんあれば、閉経して骨が少なくなり始めても貯金があるので、骨が減っても、ある程度の骨の強さは保てるということです。
では、どうしたら骨の貯金ができるのでしょうか?
これは、10代の時期の運動経験に関係があることが統計学的にわかっています。
重力に逆らい、骨に刺激を与える運動が骨強度を増してくれることはわかっていましたが、特に10代での運動経験が大きく関与しているとのことです。
運動はできるに越したことはありません。
もちろん、10代だと勉強の経験も重要です。
ですが、長い人生を考えると運動も勉強もしておいた方が良さそうですね。
若い時から運動習慣を大切にしたいですね!
運動は観るものではなく、やるものです。
運動習慣、楽しんでみませんか?
年を重ねてから気がついても、もったいないですね。
運動習慣、いいですね!