御意と書いて、「ぎょい」と読みます。
最近の若い方は知らない言葉のようです。
歴史ドラマや小説と馴染みがある方は、知っている言葉かもしれません。
目上の人にする敬った返事の仕方とのこと。
そうですね…
おっしゃるとおり…
というニュアンスで用いる言葉です。
実は、外科医 大門未知子シリーズで盛んに用いられている言葉です。
ドラマを非現実的なコメディーの要素の演出するために、うまく、この言葉を使い演習に用いていますね。
演出者が、以前の大学医局の人間模様を見たり、聞いたりして、御意と言っていそうなコミュニティーだな、と思ったのでしょうね。
実際には、そんなことはありえません。
少なくとも、私の所属していた私立医大の医局ではありませんでした。
もっとも教授の力は大きいものでしたが、私のところの教授は、若い者に任せる。
上は下の者の責任を持つという文化の構築が、徹底してなされていました。
そうではない医局も多かったとの話を聞きます。
いま、ドラマのように大学医局のシステムは以前とは違ってきていますが、まだまだ教授の力は大きいかと思われます。
さて、御意と言っていた人は見たことがありませんが、確かにエンターテーメント、コメディーとしては、痛快かもしれないのが、大門未知子さんですね。
わたし、失敗しないので…
いたしません…
御意…
この、決め台詞の設定が、このドラマの人気の大きな要因であることは間違いがありません。
まだまだ、大門未知子との会話は続きます。
さあ、私は、これから、いたしましょう!
やるぜっ!