おはようございます。
今日も有難うございます。
7月29日の木曜日です。
お休みをいただいています。
先週、とある50代の女性の芸能人の方の脊椎の圧迫骨折になられたとのニュースが流れていましたが…
実は、最近ではよくあることです。
オリンピック開会のニュースに流されてしまいましたが…
閉経をされた女性にとっては他人事ではありません。
脊椎の圧迫骨折とは?
背骨が、潰れてしまうように骨折を起こした状態のことです。
前屈みになって、少し重い目のものを持ち上げようとしたり…
前屈みになって、体を強く捻ってしまったときや…
高いところから飛び降りて、背中を丸めながら着地をしたり…
背中を丸めながら、転んでしまったり…
背骨に垂直な圧迫するような外力が加わったときに、背骨が潰れるような骨折を起こした状態のことをいいます。
非常に痛く、そして、動けなくなってしまうこともあります。
完全に治るまでには三ヶ月前後はかかり、生活にも支障をきたし、体力も低下します。
骨折部が神経を刺激して障害を起こすと下半身が麻痺を起こすこともあります。
低体力の方やご高齢の方は寝たきりになってしまうこともあります。
よく、骨粗鬆症に注意という話もありますが…
骨粗鬆症は、誰もがいずれはなる状態のことです。
骨が弱くなり、骨折や骨の変形を起こしやすくなった状態です。
40歳前後の骨密度の80%から70%の骨密度の方は骨粗鬆症という状態というのが定義です。
平均すると70歳を過ぎると、ほとんどの女性が当てはまることになります。
最近の若い方は、運動不足で外に出ないことで、比較的、骨密度が低い若い方も多くなっています。
若いときの運動の習慣化が骨密度の強化と、将来の低下を予防することがわかっています。
また、適度に日光にあたる生活がビタミンDの活性化を促し、骨を強くしてくれることもわかっています。
日に当たり、運動をする習慣と生活が骨を強く保ってくれるのです。
また、運動をすることで、筋肉が強くしなやかに保たれます。
筋肉は骨を保護してくれる働きもあります。
痩せ型の体型の方が脊椎の圧迫骨折になりやすいこともわかっています。
圧迫骨折は予防が可能です。
まずは、骨密度を知ること。
運動の習慣化。
適度にビタミンDを摂ること。
日に当たること。
閉経後の女性は骨密度が低下に対しては、医療機関に相談をして、必要であれば治療を行うことです。
現在は、状況に応じた有効な骨粗鬆症の治療薬が数多くあります。
整形外科の専門医であれば、適切なアドバイスと対応が可能です。
ただし、治療の効果には数年の治療の継続が必要になります。
更年期かな?
閉経した…
そんな女性の方。
低体力の男性の方?
予防できる骨粗鬆症や圧迫骨折は予防しましょう!
もちろん、当院でも骨密度の計測と骨粗鬆症の治療は可能です。
おまかせください!
どなた様も素敵な木曜日をお過ごしください。