おはようございます。
今日も有難うございます。
2月27日の木曜日です。
予想最高気温は、14度の横浜の朝です。
暖かい朝です。
青空も広がっています。
木曜日には木曜日にしかできないことをさせていただいています。
有難うございます。
こうして、時にネット媒体に文章を綴っていますが…
時には、電子媒体ではなく…
紙の本の文章を楽しみながら読まさせていただくこともあります。
自分の中で、最近のマイブームは?
池井戸潤さんの小説です。
熱い世界にさらっと入れる作品が多いですね。
TBSさんの日曜劇場の原作になることも多いようです。
代表作は、半沢直樹シリーズと下町ロケットシリーズでしょうか?
先日、ひょんなことから…
池井戸潤さんの著書を手に取ったことから、始まった池井戸ワールドです。
まずは、箱根駅伝の話から始まり…
こちらでも感想というか、書評を書かせていただきましたが…
その後も「陸王」「ノーサイドゲーム」とドラマの原作シリーズを読ませていただきました。
特徴としては?
熱い男のドラマです。
そして、頑張ることに意味がありそうだ…
そう思える内容です。
目標は明確なのですが…
数々の逆境を乗り越えて、目標を達成するパターンの物語。
逆境にミステリーのような要素もあり、エンターテイメントの要素も散りばめられています。
「ノーサイドゲーム」も「陸王」もドラマはリアルタイムで試聴いたしましたが…
少しだけ、原作とテレビドラマは設定を変えているんだなと思いながら、小説は読み進みました。
実はテレビドラマは、場を広げるために、設定を広くしています。
文章の世界とは違いますが…
小説は、場をせまく設定しているために、小説の世界のドラマは濃密です。
どちらも、スポーツがテーマになっていますが…
試合の場面の描写と流れは、スピード感もありつつも、登場人物や物語のテーマも踏まえた描写になっており…
キレもあるけれど、コクもある感じで読ませられます。
そして、応援したくなる気持ちにさせてくれる描写になっています。
クライマックスに至るまでの、数々の逆境を乗り越えたストーリから、試合の時には、頑張れと応援したくなるような気持ちにさせてくれます。
きっとこういう結末になるのだろうなという期待は裏切らないのですが…
逆境の問題解決のストーリーが、物語の世界に深く引き込んでくれるわけです。
日曜劇場の原作になるのもわかりますし…
読みやすく、楽しみやすく、それでいて元気になれる小説です。
「陸王」も「ノーサイドゲーム」も、企業スポーツの要素も盛り込んでおり…
舞台である企業のドラマや設定も、仕事をしている世代の男性の気持ちを描写しており、男の読者を呼び込む内容になっています。
「陸王」は中小企業と大企業の軋轢。
「ノーサイドゲーム」は大企業のコンプライアンスと買収劇を通しての資本主義について。
わかりやすく引き込まれます。
そして「陸王」は陸上競技。
「ノーサイドゲーム」はラグビー。
わたしにとってはわかりやすいスポーツです。
どちらもアマチュアスポーツでおり…
いまの日本のアマチュアスポーツとプロスポーツの矛盾を、さらっと表現もしています。
結末はわかっているのですが…
頑張れ!
と応援したくなる小説たちです。
しばらくは、池井戸作品を楽しむことになりそうですが…
映像ではなく、文章の世界というのも脳のトレーニングにはいい感じがします。
受動的ではなく、能動的に物事を捉えることは人生を生きているという感じがします。
池井戸潤さん
素敵な元気の出る作品を有難うございます。
今後も宜しくお願いします。
