先日、NHKさんで長嶋茂雄のインタビューを放映していた。
興味深いインタビュー。
4時間のインタビューを約50分にまとめたもの。
インタビューをする有働由美子アナウンサーの天然ぶりもいい。
佐倉出身の四男坊。
契約金が一番安い巨人に入った長嶋さん。
安くても巨人でプレーをしたかったとのことです。
格好よさは、ジョーディマジオが憧れだったとのこと。
後に、松井選手に日本のジョーディマジオになれと伝えたエピソードも語られていました。松井選手は、当初、三塁をやりたかったようですね。それを日本のディマジオになれと伝えたことで考えが変わったエピソードは、初めて聞く話でした。
初試合のときに金田さんの洗礼を受けたことは紹介されていましたが、コメントはされていませんでした。
守備にはこだわりを持って臨んでいたそうです。
ボールの捕り方は、15のバリエーションを持っていて、いかに格好よく捕り、格好よくスローするかを考えていたようです。
歌舞伎の舞にヒントを得ながらスローされていたようですね。
打撃よりも守備にこだわりがあったようです。
打撃に関しては、暗闇の素振りの音で調子を見極めながら、トレーニングをされていたようです。
その練習は松井さんにも引き継がれていたエピソードを語っていましたね。
何よりもファンを楽しませることを信条にされていたようです。
努力をしている姿はファンには見せずに、ファンにはプロは凄いんだなと夢をみていただきたかったとの話をされていました。
ただし、病気になってからのリハビリの姿は、頑張ることに意味を感じて欲しいと、リハビリは裏切らないことを伝えたいがために公開されたことも語られていましたね。
38歳での引退、最初の監督時代は、成績に恵まれなかったようですが、そのときの話はカットされていましたね。
金田さんの話と最初の監督時代の話は、意図的にカットされたのでしょうね…
少し聞きたい話でした。
長嶋茂雄さん自身の話は、こんな感じで紹介されていました。
インタビューのカットの合間のエピソードと映像が巧みに50分を演出していましたね。
編集しないで、全てを聞きたいと思ったのは私だけでしょうか?
まあ、観るもの、関わる人を喜ばせたいという気持ちを大切にしている長嶋茂雄さんは愛すべきプロスポーツマンですね。
そんな長嶋さんでも、孤独感はあったというのも人間らしいエピソードでした。
久々の長嶋節は楽しかったですね。
物足りないぐらいでした。
それで、丁度、いいのでしょうね。