先日、NHKさんの達人X達人という番組で日野原重明先生と篠田桃紅さんの対談を放送していた。
実は日野原重明先生とは、20数年前に邂逅がある。
秦野のピースハウスホスピスでの研修のときにお話を聞いた。
当時の映像も流れていた。
個人的には懐かしい映像でした。
あのときも生き神様という感じがしましたが、現在は、104歳とのことで、ご自分で自身のことを、お化けじゃないと話されるお茶目な面もある日野原先生です。
少し肉体の衰えを感じさせられた映像でしたが、お話されていた内容は、論理的で理解ができる理知的な内容でした。
ただし、肉体的には対談相手の篠田さんの若さが目立っていました。
日野原先生、ミュージカルの脚本を書かれたり、まだ回診をされたり、野球のバットを振られたりとか、お化けぶりが目立ちました。
日野原先生が回診に来られたら、患者様は正に生き神様と皆様は思われるでしょうね。
いつまで、お元気でおられるのか?
と思いますが、現役の日野原先生は、普通のご老人とは違って、やっぱり神様ですね。
対談の中で、篠田さんは仏教の立場での生き方の考え方を述べられ、日野原先生はキリスト教の見地でのお話をされていました。
縁起と絆が同じものと話をされていましたね。
日野原先生、まだ10年後、20数年後も、活躍されるつもりで、手帳に予定を入れられているところが、気力につながっていそうでした。
また、日野原先生が大切だと語られていた、ビジョンとベンチャーとビクトリーの3つのVが、生きることには大切だという人生訓は、正に結果を出す方法論を的確に、明確に表しています。
日野原先生の、お話と、お姿と、考え方は、正に啓示そのものですね。
やはり、人間、長く生きていると、経験を重ねることで、気づくことや、わかることが、多くなりますね。
日野原先生も篠田さんも、濃い時間を重ねられてきたものと感じられました。
年配の方を、敬うことは、大切ですね。
ただし、何を見てきたのか?
何を経験してきたのか?
このことも、物の感じ方、解釈の仕方に関係しそうです。
感性が広がる、人生の重ね方をしたいものですね。
日野原先生と篠田さんからは、まだまだ学べること、気づくことを、いただけそうです。
まだまだ、お元気でいていただきたいですね。