先日のことですが、春の日差しの中、追憶の雨の中を聞きながら早稲田までドライブをしてきました。
宿題にしていた、らぁめんやまぐちさんの別メニューにチャレンジしてきました。
前回、いただけなかった、つけ麺と追い鰹だしのらぁめんをいただくことが目的です。
今回は平日の昼のチャレンジです。
やはり混み合っていました。
一時過ぎに到着しましたが、約6名ほど待たれていました。
日本の方だけではありません。
今や、らぁめんは国際的に人気の料理ですね。
さて、懸案のやまぐちさんのつけ麺と追い鰹ですが、並ぶこと20分で入店。
その後、店内で、15分ほど待たせていただき実食となりました。
まずは、温かい追い鰹の方をいただきました。
スープを一口すすり、びっくりです。
鰹の風味がガツンときますが、えぐくありません。
醤油の旨さも感じますが、麺の美味さも感じます。
また、スープに馴染む麺の美味さも舌と歯に響きます。
前回、いただいた鶏スープも美味かったのですが、こちらも別次元の世界です。
美味い。
さて、実は連食をしたのですが…
つけ麺!
これが、別の惑星の麺類でした。
気になっていたのですが、いただいてびっくり。
美味すぎました。
もちろん、つけ麺ですから、麺自体の美味さは、当然、大事なんです。
美味いし、コシの強さも感じられる麺です。
つけ麺の欠点は、出されてから時間が経つと麺が乾燥してパサつきくっついてしまうことなんです。
これを防ぐために、皆さん、頭を抱えています。
水気を多くすると、スープが薄くなる。
つけ汁と麺の美味さの両立を保つのが難しいのが、つけ麺なんです。
ということで、つけ麺だと、がっつり太麺を選択しているところが多いんです。
ところが、やまぐちさんは比較的細めの平打ちです。
スープは意外にしょっぱくなく、鶏の旨味を邪魔をしない醤油のコクを感じさせるものです。
もちろん、つけ合わせのチャシューもメンマも絶妙です。
チャシューは丁寧にローストされていて、歯ごたえもあり、香りも豊かなチャシューです。
メンマも単体で、ご飯のおかずになりそうなもの。
細部にこだわりを感じます。
ただ、このつけ麺が凄いのは、食べ進んでもスープも薄くならない。旨さが続き、麺がパサつかないんです。
えっ、どうして?と思いながら麺を完食。
ふと麺が盛られていた皿に目を向けると透明な液体が残っています。
実はここに秘密が隠されていました。
ただの水ではなかったんです。
昆布のだしの透明なスープを冷ましたものだったんですね。
普通だったら、麺の乾きを予防するお水でしょ…
と、そのままにするのですが、この日に限っては、れんげで啜ってみたのです。
いやあ、びっくりでした。
冷めていましたが、旨味を感じます。
なるほどとびっくりしました。
これならつけ汁も薄まりませんね。
いやあ、目のつけどころが素晴らしい。
と思いながら、だし汁も飲み干してしまった私です。
隣のラーメンお宅の方と思しき、おじさんが、私が追い鰹とつけ麺の連食をしているのを、うらやましそうに眺めていたのを、私は見逃しませんでした。
だって美味しいんだから、仕方がないでしょ?
という感じです。
場所柄、早稲田大学の理系の学生さんが、遅めのお昼をゆっくりといただいていたのもご愛嬌でしたね。
並んでいたおじさんが外から覗いて、食べ終わっているじゃん?はよ、でんかいという顔をしながらイライラとされていました。
そんなに焦らなくても、やまぐちさんは、一つ一つ丁寧に作るので、実際は待ち時間はそんなに変わりません。
並んでいようが、空いていようが、一杯づつ、丁寧に作り上げてからの提供なので、着席から着丼までの時間は、結構な時間がかかることをお知らせしておきます。
いやあ、素晴らしい!
やまぐちさん!
また、行かさせていただきます。
有難うございます!
ちなみに医師の立場で述べておきますが、やまぐちさんのらぁめんは美味しいだけではなく健康的であることを捕捉しておきます。
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