この十年で、骨の治療法の選択肢が多くなりました。
医学の進歩、文明の進歩と言って良いでしょう。
かなり有効な方法が多いとされていますが、まだ骨折ゼロには程遠い状況です。
寝たきりの一割強が骨や骨折によるものと言われています。
日本から骨折を少なくするためには、寝たきりゼロにするためには、治療を啓蒙することも大切ですが、やはり骨が弱くならないような社会になるようにしたいですね。
先日もお伝えしましたが、若い時の運動経験の方が、転倒予防と骨折予防には効果的ということになっています。
まずは、若いうちから運動の楽しさと有効性を感じていただくこと。
これが最優先です。
とは言っても、あの頃には戻れません。
では、どうしたらよいのでしょうか?
治療も考慮してもよいでしょう。
まずは内服薬から考えたいですね。
男性の場合は、よほど骨が弱くなければ治療の必要性は少ないとされています。
女性の場合は、閉経をされたほとんどの方が治療の対象になりますね。
内服薬は様々な作用機序のものがあります。
また注射による治療も行われるようになっています。
具体的な薬剤に関しては、あえてこの場では提示しませんが、ご希望がある方は、直接、整形外科の専門医、骨粗鬆症の専門医にご相談くださいね。
年齢、骨密度、ライフスタイルに応じた提案を行っていただけるでしょう。
また年齢に応じた対応を提案していただけます。
どの薬剤にも長所と短所があります。
効果の特性、薬効の特性があります。
どの方に、どの薬剤が適切なのかは、直接、医師にご相談をされることが望ましいですね。
副作用等に関しても、薬剤によって出やすい作用が違っています。
詳しくは、直接、医師に説明を受けていただくことがおすすめですね。
内服薬に関しては、抜歯をする際に歯科医の先生から要注意と言われますが、確率的には、かなりの低頻度のものです。交通事故に遭うよりも低い確率のものです。あまり心配をされないようにしていただければ幸いです。
注射に関しても、5種類の薬剤があります。
かなり効果が高いもの。
予防的効果が高いもの。
投与間隔もまちまちです。
価格に関しても、少し高額ですが効果が高いものもありますね。
価格はそれほどではないですが、ほどほどに効果が期待できる薬剤もあります。
点滴であったり、静脈注射、皮下注射のものがあります。
状況に応じた選択が望ましいと思われます。
どの治療法が適切なのか?
その方に応じた提案と対応が可能です。
詳しくは、直接、医師にご相談ください。
まとめましょう!
骨を折らないためには?
まずは、運動を行って、骨組織を刺激すること。
筋肉を刺激して筋力を出しやすくすること。
治療法には様々な治療法があります。
整形外科や骨粗鬆症の専門医と、直接、相談してみましょう!
ということになりますね。
骨折ゼロ、寝たきりのゼロを目指して、骨に対する対策を立てたいですね!
できれば、若いうちからの運動習慣を大切にしましょうね!
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