昨日の仕事中に…
10歳のお子さんに聞かれました。
お医者さんになるにはどうしたらなれるんですか?
そう聞かれました。
なんと答えようかと…
診療を終えて帰ろうと思ったらしいのですが、どうしても聞いておきたかったようです。
なりたいものがある場合は、どうしたらなれるのか?
やっている人に聞くのが一番です。
子どもは純粋です。
私がうれしかったのは、私に聞いてくれたことです。
私のように仕事をしたい。
私が、いい仕事をしていると、子ども心に思ったのでしょう。
ということで、誠心誠意にお答えさせていただきました。
一番、大切なことを伝え忘れてしまいました。
一番、大切なのは、自分でそうなるんだと決めてしまうことなんです。
強く、本気で思うこと。
なんの疑念も持たずに、そうしようと心に決めること。
なろうと、強く思うことです。
本気で、強く思うこと。
無理だとか思わないこと。
これが大切です。
あとは、周りや大人の環境も重要になります。
子どもの夢を応援してくれる環境なのか?
協力的な強力な応援団がいるのか?
これも重要なポイントです。
時に大人は夢をつぶすこともあります。
大人の事情というやつで…
大人の事情でかなり複雑です。
純粋ではなく、感情やら何やらが絡んで、かなり単純なことが複雑なことになることもあります。
ただし、本気の夢には、必ず、応援団が現れます。
本気で思い、本気で頑張っているのか?
本気で頑張っている姿を大人は応援したくなるわけです。
これって、かなり重要なことなんですね。
このエッセンス部分は伝えられなかったな…
どこでもいいから大学の医学部に入って、進級をして、卒業をして、国家試験に受かって、研修期間を終えると医師の仕事ができるよ!
国家試験に受かるまでは、様々なプロセスがあるんだよ。
試験に受かれば医師の資格はいただけるよ?
ただし、専門を決めるのは前期研修を終えてから…
と伝えました。
一番、大切なことを伝え忘れましたが、あの子にとっては、私の言葉にはリアリティーがあるので、かなり刺激になったかと思います。
夢は自分でかなえる。
強く思い、自分を強く信じること。
そして、協力的な強力な応援団がいることも大切。
さらに、応援団に感謝ができること。
このエッセンスを伝え忘れてしまいましたね。
これって、夢が医師になることではなくても、同じ方法論ですね。
学校や家庭で教えられるようになると、今後の日本が変わるのでは?
そんなことも思います。
あの子は…
夢をかなえるのかな?
ちょっと気になりますね?
楽しみです。