運動の前後や運動時、そして回復期の栄養補給をどうしたらよいのか?
考える方は多いと思います。
運動の時に使われるのは筋肉です。
筋肉のエネルギー源は主に炭水化物、そして脂肪です。
体の活動や代謝によりエネルギー源をうまく調節しているのが人間です。
エネルギーは程々の補給が好ましいですね。
そして、筋肉の材料になるのが、たんぱく質でありアミノ酸、そして、HMBと呼ばれている物質です。
アミノ酸は簡単に説明をするとたんぱく質を分解した物質です。
たんぱく質の材料と言えます。
HMBは、アミノ酸の一種のロイシンというものを分解したものです。
ロイシンはアミノ酸の中でも分岐鎖必須アミノ酸、BCAAの中の一種類で筋肉の生合成に関わるアミノ酸と言われています。
ロイシンが筋肉の生合成のスイッチを入れる働きがあると言われています。
またロイシンやHMBが充分に体内にあることで運動時の筋肉の分解の予防につながると言われています。
ロイシンを摂るよりもHMBの形で摂った方が、10倍から20倍の吸収効率がよいと言われています。
運動の最中、運動の前後で、ロイシンやHMBを摂っておくことで、筋肉の超回復につながり筋肉が生合成されることにつながります。
私自身、BCAAやHMBを運動の前後や最中に補給をすることがありますが、筋肉の疲労や筋肉痛の予防を実感ができるのがBCAAとHMBです。パフォーマンスの向上も実感できますね。
研究によりますと若い世代より、少し高い年齢層で、積極的に摂られると効果を実感できることが多いとのことです。
BCAAは、最近はドラッグストアにも置かれていることがあり馴染みが深くなってきましたが、まだHMBの認知度は低いようです。
BCAAは肝臓の庇護作用も高く、肝硬変の治療に実際の医療の現場でも用いられており、効果も認められています。
そのことを考慮するとHMBも、もっとエビデンスが増えてくると医療の現場でも用いられるようになるかもしれません。
その構造から考慮するとBCAAよりも体にすんなりと受け入れられて効果が発現されるのでは?
そう期待されます。
これから、BCAA、HMB、そして、ロイシンが注目されるようになるのではないでしょうか?
20代は食べ物をもりもりいただくことと運動を行うだけで、何とかなりますが、40代、50代は、効率よい栄養補給がポイントになってきます。
食事だけで栄養補給をしようとするとカロリー過多になる確率が高くなります。
40代、50代、60代、70代でも、効率よい栄養補給と運動の実践で、動ける体、楽に動ける体を楽しんでみませんか?
よりよい効率のよい運動の実践、そして栄養補給が人生を豊かにしてくれます。
どうせ生きるならば動ける体を楽しみましょう!