続きの話です。
数年前に、とら食堂の再訪を決意しました。
時間に余裕を持って、並ぶ覚悟で行こうじゃないか。食べるまで、帰らないぜと、思いながら、お店に向かいました。
親戚回りをするついでなので、休日であり、時間にも余裕がありませんでした。
並ぶのだったら、お蕎麦がいいなと思っていました。
実際、白河のお蕎麦は美味いんですよね。
お蕎麦の誘惑を断ち切り、とらさんに向かった私です。
目印の看板を曲がると、そこは田んぼのあぜ道で、車が連なっていました。
駐車場に入れない車が並び、お店の前には、人も並んでいます。
車だけではありません。
バイクで、やって来る方々も多いようです。
お店の玄関にある順番待ちの名簿に名前を印しましたが、二十組以上の待ちでした。
ということで、車に乗り込み駐車場の順番を待っても十組以上も待っていました。
待ち時間をどう過ごそうかというのも、一つのポイントかもしれませんね。
また、待っている人間に、度胆を抜かれてしまったならば、らーめんから、蕎麦への探検に切り替えてもいいかもしれません。それぐらい、白河の、お蕎麦屋さんは、レベルが高いかと思いますね。
話を元に、とらさんに戻しましょう。
待つこと、一時間ちょっとです。
やっと、店内に呼び込まれました。
待ち過ぎだろうと思いながらも、注文に迷った数分間。
メニューはシンプルで、らーめん、チャシュー麺、ワンタン麺、つけ麺のラインナップ。
チョイスは、チャシュー麺とつけ麺を頼みました。十数年前にはなかった、つけ麺もいただきたくなりました。
注文してからの待ち時間は、十数分間でした。
十数分の間、厨房を眺めていましたが、かなり丁寧に作っていましたね。きれいで、スペースにも余裕がある厨房です。麺茹で使う水にも、かなり気をつかっています。濁らないように、数回で、水を変えているようでした。これだけ丁寧に作られているのならば、待ち時間があっても当然だと思える作り方でした。調理を眺めているだけでも、ワクワクしてきました。私の順番さ、調理では3回転目のようでした。
とらさんに到着してからは、一時間は越えた待ち時間です。
空腹感はマックスでした。
ということで、もうここで勝負あったですね。
美味いっ!
でもね…空腹感を差し引いたとしても、美味かったのは、勘違いではありませんでした。
この話は、もう少し、続きます・・・