予想外なことが道ではあります。
それが、道路というものですね。
まだまだ、凍っていたり、滑りやすい状況であったり、残雪があって、道路事情が落ち着いていない横浜です。
昨晩も、まだ、雪の影響が残っている道路事情。
一昨日に移動や流通ができなかった煽りもあったためか、昨日の道路事情は予想外のことが多かったですね。
今朝もそんな感じの横浜です。
あれ、まだ、ここの道路通れないんだ?
という状況が多くあったようですね。
患者様でも、ちらほら、雪で転倒をされたという方もいらっしゃいますが…
私の東京在住の身内の男性も通勤時に転倒をして、肩関節の骨折を起こしてしまった…
という相談を受けました。
女性は、手関節の骨折が多いのですが、男性だと転倒して手をつくと、肩の骨折を起こすことが多いですね。
これは、テコの原理でそうなります。
女性は骨粗鬆症の方や骨密度が低めな方が多いので、打撲をしたところの近くで折れてしまうわけですね。
また、女性の場合は、腰椎の圧迫骨折、股関節の骨折を起こされるかたも多くなっています。
どのような折れ方をしたのか?
ということにより、治療方法が異なってきます。
レントゲンや、CTで骨折の状況を細かく判断をしてから、治療方法を選択することになります。
整復という手技を加えてから、ギプス固定をする方法。
腰の場合は、コルセットで固定を行う場合もあります。
手術により、直接、骨折した骨の位置を解剖学的に元の位置に戻してから金具で固定をする方法に別れます。
どちらの治療法になるのかは、骨折の状態にもよります。
詳しくはお近くの整形外科医にご相談をするのが望ましいです。
手術、もしくは、ギプスで治療を行うのか?
手術、もしくは、コルセットで治療を行うのか?
どちらも、どちらで、メリットとデメリットがあります。
ただし、絶対的な手術の適応という場合があります。
それは、ギプスで治すと後遺症や合併症を引き起こしやすくなる場合です。
ただし、手術を行ったあとは、適切なリハビリが必要です。
実は手術をしなくても、適切なリハビリが必要になってきます。
その判断も、やはり、整形外科の専門医に判断をしていただくのが無難です。
自分で判断をするのではなく、専門家のところに、直接、足を運んで判断をしていただきましょう。
私も、身内から連絡をもらい…
CTで詳しく、骨折の状況を判断していただいた上で、手術が必要か判断をしていただきましょう?
と、アドバイスをさせていただきました。
肩も手関節も、骨折の状態によっては、手術を行わないと、将来的に、動きにくさや、動かすと痛みを感じやすくなる場合があるのです。
その判断は、レントゲンやCTで判断を行うことが可能です。
あまり、整形外科医が活躍をする場面は少ない方が、世の中が、平和なのですが…
もし、怪我をしてしまった場合は、遠慮なく、お近くの整形外科の専門医にご相談くださいね。
整形外科の専門医のかかりつけ医を持たれることをおすすめします。
年齢も四十を越えてくると、怪我や痛みを感じ安くなります。
また、肩こりや腰痛、膝の痛み、痺れ、また、さなざまな痛みを感じやすくなってきます。
また、女性の場合は、五十を過ぎてくると、骨粗鬆症の合併を起こす確率がかなり高くなります。
その時に、かかりつけ医の存在があると、的確なアドバイスをいただける確率が高くなります。
また、短時間での判断と対応も可能になりますね。
できれば、整形外科のかかりつけ医をもたれてください。
もちろん、当院でも、お近くの方はかかりつけ医として対応をさせていただいています。
皆様も、雪道での転倒にはお気をつけてください。