腰痛に運動は?

腰の痛みに対して運動は効果があるのか?

答えは、あることが多い…

ということです。

もちろん、安静が必要な腰痛もあります。

激しい痛みの場合。
神経の症状が強い場合。
内科的な疾患からくる腰痛。
そんな場合は安静が望ましいですね。

多くの腰痛は、腰部の筋力の低下や腰部の動きが悪くなったこと。筋肉や関節の機能が低下して硬くなって、動きが悪くなることで、腰部に負担がかかり、腰痛が出現します。

三日ほど安静にして、強い痛みが軽減したら、運動を習慣化して、腰痛にはならない身体作りをすることをすすめます。

腰の機能を改善するためには…

まずは、腹筋を強固にすること。
腹圧がかけられるようにすること。
いわゆる腹筋が効果的です。

ここで、注意が必要なのですが、腹筋のトレーニングの効果は、続けないと効果が出てきません。腹筋は筋肉の特性から、毎日でもトレーニングを行うのが好ましい部位です。ですから、地道に連日のトレーニングを続けること。このことが大切です。トレーニングを行うときには、股関節と膝関節を曲げた姿勢で行うことを忘れないでください。曲げないで行うと腰に負担がかかります。

次に腹筋の柔軟性とコントロールができるようになること。これには、ドローイングという方法が効果的です。簡単に書くと、お腹をひっこめるようにすることです。お腹の壁を背中の方に引き寄せるようにして、お腹を縮めるようにすることです。

次に背中の柔軟性の獲得と機能改善が大切です。

そのためには、背中のストレッチが効果的です。

マッケンジー法という方法が効果的です。このマッケンジー法は、厳密にはストレッチとは言えませんが、腰椎の動きと椎間板の機能改善に寄与する運動です。

もう一つ、効果的なのは、太ももの裏側のストレッチが有効です。太ももが柔らかく動くことで、動きの中での腰部の負担が軽くなります。また、膝と股関節が機能的に働けるようになり、腰の負担が少なくなります。徳島大学の西良先生が提唱されているジャックナイフストレッチが、簡易的かつ効果的だと思われます。

以上、腰痛には、適切な運動が効果的ということをお伝えしました。

言葉で書くと、理解しにくいかと思われます。

ネットの情報は、あくまでも参考程度にしてください。

詳しくは、直接、専門医へ相談されることを、おすすめします。

遠慮なく整形外科の専門医へ相談してみてください。

工藤君、最近、運動不足であることを思い出しました。そういえば、腰も重くなることが、ちょくちょくあることを感じています。工藤君、早速、運動を始めることを決断したようです。

運動は、始めて、続けることがポイントで効果的ですからね。

さあ、工藤君の腰は、どうなるのでしょうか。楽しみですね。

工藤君って、誰?とお思いの方もいるかもしれません。

しばらく、登場していませんでした。

時々、気ままに登場する工藤君でした。