どうも、数字がとれているようです。
主演の松本潤さんが、好演、怪演、しています。
いい感じのコメディに仕上がっています。
シリアスであるはずの法廷劇が、なぜかホットさせられる感じで仕上げられています。
そこに、私たちは、騙されてしまっているかもしれません。
確かに、事実は一つ。
でも、事実を変えてしまったり、すり替えてしまったり、違って見せられることが多いと感じるこの頃。
このドラマは、そんな現実があることを、さりげなく演出しているわけです。
実はシリアスであることを、オヤジギャグで薄めています。
事実というか、現実は一つですが、事実も現実も受け止めたくはない人は、今の世の中は多いのでしょうね?
だからこそ、こういうドラマが受けるのでしょう。
それと、日本社会が、契約社会への移行をしているという現実も関係しています。
弁護士の先生と関わったり法廷劇が当たり前のようになるのが、今後の社会なのかもしれません。
それが、いいのか?
基本的には、人は約束を守れないことを前提としているのが契約社会。
今までの日本というか、ふるい日本は約束を重んじる社会でした。
何かに忠誠をするのが、当たり前の社会でしたが、違ってきている現実を踏まえています。
でも、事実は一つなわけです。
事実や現実を変えようとする人と、事実と現実を見つけようとする人。
その対立構造を、このドラマは、面白おかしく表現しています。
できれば弁護士の先生と関わる必要性がない社会がよさそうですが、そうもいかない現実もあるようです。
弁護士の先生のためのドラマ?
このドラマ?
と思ったのは私だけでしょうか?
コメディとしては、いいできのテレビドラマです。
来週は、さて、どうなるのでしょうか?気になりますね?