時々、福島の郡山に伺うことがあります。
日本の中でも、ちょっと好きな町の郡山。
田舎かもしれませんが、実は水が美味しいのが福島県です。
だから、美味しい麺とお酒に恵まれているのが福島県です。
それだけではなく、味噌や醤油も美味しい。
そして、実はお米はもちろんですが、野菜や果物も美味しい土地柄なんですね？
ご存知でしたか？
ちょっと美味しい福島県です。
サイゼリアさんの野菜も、福島の白河地方で、作られているものです。
実は根田醤油も、濃くうまな感じです。
お酒は下戸に近いので語れませんが…
美味しい日本酒が多いのが、小原庄助さんのいる会津地方です。
白河のお蕎麦も、実は美味しいのです。
藤駒さんをはじめとして、多くの蕎麦屋さんがあるのが白河です。
実は白河だけではなく、福島県は美味しいお蕎麦やさんが、結構、あります。
ラーメンは、蔵の町、喜多方が有名です。
喜多方は、美味しいラーメン屋さんが100店舗はあるとか？
お醤油の平打ち手打麺のところが多いのが特徴です。
喜多方だけではなく白河も、とら食堂さんを筆頭に美味しいラーメン屋さんに恵まれています。
とら食堂さんは、先日、NHKさんで、店主のドキュメントを放送していたので、しばらくは大繁盛でしょうね。
約三十年前が懐かしいですが、今のとらさんは、間違いなく行列に負けることのない美味さがあります。
話が、少し逸れましたが…
実は郡山のラーメンも美味しいのです。
最近、美味しいな？
と思っていたのは、西の内の「おかむら」さんです。
ちょっとしたこだわりと、気づかいがうれしいお店です。
また「正月屋」さんも、家族で行ける美味しいラーメンです。
基本が素晴らしいのですが、それだけではありません。
ファミリーレストランとしても評価ができるのが「正月屋」さんです。
優しさの中に美味さがあります。
さて、その「正月屋」さんの近くに…
東京は荻窪の名店の「春木屋」さんの分店があります。
「春木屋」さんと言えば、今のラーメンブームの火付け役とも言える存在です。
醤油味でありながら、他の旨味をしっかりと感じさせてくれる味のラーメン。
どっしりとした食感と風味のチャーシューが特徴のラーメン。
最近では、メディアで紹介されることも少なくなっていますが、その美味しさは変わることはありません。
さて、その分店が福島は郡山にあります。
先日、伺う機会がありました。
「正月屋」さんも大繁盛していましたが「春木屋」さんも大繁盛していました。
駐車場も、しっかりと完備されている「春木屋」さん。
お店の前に並んだ人が多くいらっしゃいましたが…
オペレーションが素晴らしく、流れと入れ替えの要領がいいので、待ち時間は長くなく、気持ちよく待てました。
お昼時に15分ぐらいでしょうか？
行列の整理と駐車場の案内をしてくれる係りの方が、待ち時間を知らせてくれて、待ち時間の間に注文の段取りをして、オペレーションの流れを作ってくれています。
この係りの方が、満足度のアップにかなり貢献してくれていそうです。
また、近くにある「正月屋」さんの存在も関係してそうですね。
「正月屋」さんもオペレーションは素晴らしいのですが、「春木屋」さんも負けていません。
さて、肝心のラーメンですが？
本家の春木屋さんのものを踏襲しながらも、繁盛店としても、ファミリーレストランとしても評価ができるバラエティーさに富んでいます。
本家にはないお品も提供してくれています。
醤油味だけではなく、塩も味噌も提供してくれます。
つけ麺もレギュラーメニューです。
ご飯ものもあります。
今回は、醤油と塩とつけ麺をシェアしたのですが…
どれも、美味かったですね！
特に、お醤油はインパクトがありました。
新味にしたとの口上。
かつお節とさば節の濃度を上げたとか？
本家よりもインパクトが強烈な感じがしました。
美味い！
おおっ！
と感じました。
自然抽出のアミノ酸の旨味が、口から鼻に抜けて広がります。
お醤油と魚介の旨味をしっかりと感じられます。
塩は、おそらくホタテをベースにしているのでしょうね。
あっさりとした中にも、しっかりとした旨味がありました。
つけ麺の素晴らしさは、独自の麺ですね。
つなぎを少なくして、つけ麺のためにもっちり感を少なくしている麺を使い、つけ麺としていただきやすくしてくれて、ストレスなくいただける作品になっています、
どの麺も、素晴らしい麺でした。
お店としても飽きがこない、居心地がいいお店。
そして、気軽に、一人でも家族でも、同僚とも行けるお店作りに、かなりの好感が持てる名店だと感じます。
最近のラーメン屋さんは、ついてこれるやつだけついてこい！
という感じのお店が多いのですが、お客様に優しい、素敵なお店が多いのが、福島県は郡山のラーメン事情です。
素敵ですね？
郡山の「春木屋」さんも？
また、郡山に行きたくなりますね！
