骨折り損のくたびれ儲け?
ご存知でしたか?
骨折を扱うのが、整形外科という診療科目。
骨折部を固定して骨癒合を待つこと。
なぜ、固定をするのか?
不安定なままだと、骨癒合が困難になってしまうからです。
基本的には…
ギプス包帯で固定をする方法と、手術を行い、直接、骨折部を露呈させて、金具で固定を行う方法があります。
固定を行った後は、定期的にレントゲンで骨折部を確認しながら、骨癒合をしているか確認をしながら、経過を診ていきます。
さて、問題なのが、固定の期間が長くなると、固定をした周囲が癒着等を起こすことで動きにくくなるのです。
拘縮という表現を使う場合もあります。
また、筋肉の萎縮も起きてしまいます。
骨癒合が確認されたら、なるべく早く動かすようにして、可動域を確保することと筋力トレーニングを行うことが、骨折をした後の治療のためには重要です。
固定の期間が長くなれば、長くなるほと、可動域は狭くなり、筋力の低下も生じます。
つまり、固定の期間が長くなるとリハビリテーションに必要な時間も長くなり、社会復帰までの期間が長くなるということです。
ということは、固定が短い方がいいということになります。
固定の期間をどの程度にするのか?
それが、整形外科の専門医の見極めになります。
詳しくは、かかりつけの整形外科の専門医によく相談をしましょう。
そこが重要なポイントになります。
実は、それより、何より重要なことは?
骨折を起こさないようにすること。
つまり、骨折の予防が重要です。
実は骨折の予防は可能です。
ポイントは幼少時からの運動習慣です。
バランス感覚と筋力の保持が重要です。
幼少時の運動習慣が骨折予防に明らかに寄与しているとの研究データも出ています。
定期的な適度な筋力トレーニングとバランストレーニングが骨折の予防につながります。
さあ、しっかりとした運動習慣を習慣化したいですね?
実は、骨折予防だけではなく、脳の老化予防にも、ある程度の心拍数が増加する運動が関係しているとの研究もありますね。
真のアンチエイジング、そして、グッドエイジングには、運動が、筋力トレーニングが欠かせません。
さて、骨折から少し話がそれましたが…
骨折の完治までは、骨折をした場所や程度にもよりますが…
数週間から、半年程度かかることがあります。
実は完治までは、かなりの時間がかかるのが骨折という怪我です。
骨折り損のくたびれ儲けにならないように?
運動と筋力トレーニングを習慣化しちゃいましょうね!
いいですね!
はいっ!