先日、今の骨の強さを知って…
骨を強くしてみませんか?
そんなことを書かせていただきました。
骨が弱くなると、どうなるのか?
身長が低くなったり、背中が丸くなる。
骨折を起こしやすくなる。
怪我をしやすくなる。
元気がなくなる。
動けなくなる。
寿命が短くなる。
長く生きられなくなる。
何か、明るい材料がありません。
明るい未来になりそうにもない。
そんな現実に直面します。
いわゆる骨粗鬆症という状態です。
気軽に書きましたが、ある程度の年齢になると骨折を契機に寝たきりになってしまったり、亡くなってしまうこともあります。
整形外科のクリニックで診療をしていると、その現実に直面することがあります。
実は、このことは予防が可能です。
骨の強さを保つために、骨粗鬆症の予防のためには?
小さな頃からの生活や体験が大切と言われています。
運動の習慣化が大切と言われています。
実は、運動が好きになるためには?
運動を習慣化できるようになるには…
小さな頃の体験や経験が大切と言われています。
小さな頃の成功体験が運動を好きにさせてくれます。
運動に成功も失敗もありません。
怪我をしないように続けることだけでいいのです。
上手い下手はありません。
運動は続けること、少しだけ頑張ることに意味があります。
そこから変化が生じます。
その運動経験が、何十年後に関係して、生きてきます。
だからこそ、小さな頃の運動経験を大切にしたいですね。
では、小さな頃に運動をしなかったから駄目なのでしょうか?
そんなことはありません。
いくつになっても、いくつからでも運動の体験と経験は大切です。
そして、続けることが大切です。
運動をすることで、骨も、そして筋肉も強くなります。
また、バランス感覚や身体感覚も豊かになります。
運動を習慣化することで、骨も強くなるのですが、転倒の予防も可能になり、骨折も起こしにくくなります。
ある程度の年齢までは、運動をすることで、骨を強くして骨折も予防ができます。
もちろん、ビタミンDやカルシウム、たんぱく質、アミノ酸の摂取も必要です。
良質で適切な睡眠も必要です。
睡眠は体力を回復させて、傷んだ組織を修復させてくれる作用があります。
脳の機能や感情の安定化にも関係しています。
具体的には、運動、栄養、睡眠を整えることで、骨が強く保てて、骨折や骨粗鬆症の予防が可能です。
ただし、50歳を過ぎると、運動、栄養、睡眠だけでは、骨の強さが保てなくなります。
残念ですが、誰にでも起こることですが、老化現象が始まるからです。
実は、50歳までの生活が老化のスピードを緩めることがわかっていますが、医学の力を借りることで、もっと老化のスピードを緩めてくれます。
現在、骨の強さを保つ作用の薬剤が多くあります。
薬剤に関しては、近隣の医療機関で骨密度を継続して、必要な薬剤を処方していただくことをすすめます。
その方の状態に応じた適切な骨粗鬆症に対応した薬剤があります。
適切な薬剤を継続することで、骨密度を維持することが可能です。
運動の習慣化、適切な栄養、適切な睡眠、そして、適切な医学的な対応で、日本はもっと骨折が少なく、もっと元気な方が増えていくことは間違いがありません。
実は、運動の習慣化は骨折の予防だけはありません。
血液の循環を良くして、脳の活性化にもなることが分かっています。
元気な日本を楽しみたい!
もっと日本を元気にしたい。
それが、私たちの思いです。
骨元気で、もっと元気になってみませんか?
楽しいですよ!