腰椎分離症のポイントは?
思春期に、一生懸命スポーツをしている少年少女を悩ませるのが腰椎分離症という状態です。 まず必要なことは診断がついているか? ということになります。 早期の確定診断には、CTかMRIになります。 分離症の早期は、レントゲンだけでは診断がつきません。 レントゲンで、はっきりわかるぐらいの分離症の状態になっていると治る確率は低くなります。 もし、レントゲンで判断がつかないぐらいのなかり早期の分離症の場合
思春期に、一生懸命スポーツをしている少年少女を悩ませるのが腰椎分離症という状態です。 まず必要なことは診断がついているか? ということになります。 早期の確定診断には、CTかMRIになります。 分離症の早期は、レントゲンだけでは診断がつきません。 レントゲンで、はっきりわかるぐらいの分離症の状態になっていると治る確率は低くなります。 もし、レントゲンで判断がつかないぐらいのなかり早期の分離症の場合
腰椎椎間板ヘルニアの手術療法ですが、最近は、技術が進化しています。 安静にしたり、消炎鎮痛薬を服用しても、痛みのコントロールがつかない場合、筋力低下や麻痺をきたしている場合は、手術が考慮されます。 手術に関して書いておきましょう。 大まかに書くと、手術のポイントは三つほどあります。 1:ヘルニアだけをとってしまう方法。 2:骨を削って神経のまわりのスペースを拡げる方法。 3:骨と骨を固定して椎間板
腰のヘルニア、つまり腰椎椎間板ヘルニアって、どんな病気? と、気になっている方も多いと思われます。 以前にも、書きましたが、椎間板がでっぱっているという状態ですね。 椎間板のまんなかにある髄核という部分が、脊椎の後ろ側にある脊柱管という部分に膨らんで出ている状態のことです。 わかりやすい例えをしますと、アンパンがつぶれて、アンパンの皮が破れそうになるか、破れて、中にある「あんこ」が皮の外に出かかっ
ヘルニアと診断されたときに、MRIが必要なのでしょうか? ケースバイケースということになります。 基本的には、MRIが必要、必然な場合は、経過を診ていて、症状が軽快せずに続く場合、もしくは悪くなっている場合です。もしくは、ヘルニアにしては、症状が典型的ではない場合などはMRIを撮っておいてもいいと思われます。または手術を前提としている場合はMRIを撮っておいた方がいいと判断されます。 経験がある先
よく、整形外科のクリニックだとMRIがとれないから、行っても無駄という話を聞きます。 クリニックではヘルニアの確定診断はつかないから無駄だよと言われたという話も聞きます。 どうせ行くならば、病院でMRIをしなければ意味がないという話も聞きます。 本当でしょうか? MRIは、撮れるのあれば、情報が増えるので判断の材料の幅が増えます。ですから、MRIの情報があった方がいいとは言えます。 ただし、MRI
ブロックでも痛みのコントロールができない。症状が強い場合にはどうするのでしょうか? 手術ということになります・・・ 手術は、どのような場合に考慮されるのかというと・・・ 安静にして消炎鎮痛剤を用いても、痛みのコントロールがつかない場合。 麻痺を認め、足の筋力低下が著しい場合。 排尿、排便の感覚がわからなくなり、コントロールできなくなっている場合。 日常生活に、かなりの支障がある場合。 以上の症状を
工藤君のヘルニアは症状が落ち着いたので、めでたし、めでたしでした。 工藤君の学生のときの痛い思い出です。 では、ヘルニアの治療には、どんなものがあるのでしょうか? ヘルニアには、消炎鎮痛剤や生活内容の指導で、落ち着くものが、結構、あります。小さくなるタイプのヘルニアは、痛みとうまくつきあいながら、注意深く経過を診ていれば、症状はおさまります。 では、症状がおさまらない場合はどうするのでしょうか?
腰痛の予防で大切なことは? 腰痛にならないようにすることです。 と書くと答えになりません。 腹筋が大事と言われています。 これは、かなり大切です。 続けないと、効果は期待できません。 腰痛に関係なくやりたいですね。 背筋をつける? これも、大事です。 背筋に関しては、つけるというよりも、柔軟性が大事です。 忘れてしまいがちなのが、ハムストリングスのストレッチです。 太腿後面の筋肉ですね。 よく、学
腰の痛みに対して運動は効果があるのか? 答えは、あることが多い… ということです。 もちろん、安静が必要な腰痛もあります。 激しい痛みの場合。 神経の症状が強い場合。 内科的な疾患からくる腰痛。 そんな場合は安静が望ましいですね。 ただし、安静の期間は、急性期のみをおすすめします。 具体的には、3日から5日以上の安静は、好ましくありません。 あまり、安静が長くなると、全身の筋力低下につながります。
おそらく、腰痛で悩んでいる方は、たくさんおられると思います。 腰痛の名医はどこにいる? 多分、ネットで検索したり、雑誌やメディアを漁ってみるよりも、意外に近くにいるかと思います。 お近くの、話のしやすい、相談のしやすい整形外科医の先生が、腰痛の名医であったりとかします。 腰痛の治療は、その方の生活状況や環境、キャラクター、年齢などを考慮して組み立てなければなりませんね。 腰痛は、再発もしやすいんで